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民主主義の怪しさ(27年6月15日)

 「道徳教育」すら拒絶する人の多い日本では、持続可能な「民主主義」は育たない

 私はこれまで、働かない「弱者」に対し、厳しい意見を吐いてきた。それを支援する「人権」弁護士も、タカリの代理人だと思っている。なぜなら、いま日本で絶対的な「善」と思われている、「国民主権」、「民主主義」、「人権」などと言うものは、きわめて胡散臭いしろものと感じているからである。
 
 その私の感覚を、うまく言葉で表現した人がいる。社会学者の佐伯啓思氏で、彼はその著書「正義の偽装」で、つぎのようなことを述べている。

①「自由」とは、自分の欲望の解放であり自己利益の追求である。
②「民主」とは、自己利益を政治的権利として主張することである。
③「平和主義」は、他国はどうであれ、自分の命だけは無事でありたいということである。
④この本質的にさもしい自己利益、利己心を「正しいもの」として、「自由」や「民主」や「平和主義」という「錦の御旗」を与え「政治的正しさ」として偽装したのが、戦後の「公式的価値」である。
⑤これらは「正義」として堂々と主張され、「さもしく」「えげつない」利己心や欲望の隠れ蓑になっている。
⑥これらに「政治的正しさ」を与えてしまっては、これをどこかで「恥ずかしいもの」として抑制するものが無くなり、精神性が劣化するだけでなく、際限なく資源を浪費する。
⑦多くの人が「民意」といっているのは、「自分の都合」や「自分の事情、気分」にしか過ぎない。
⑧民主主義国家の国民は、「自己利益」を求めてお互い相争う、「エゴ」の集まりである。
⑨人々を主権者とみなすということは、人々が自己利益を目指して相互に争うように仕向けること。
⑩西洋には、このエゴを抑制するキリスト教のような絶対的「神」がいる(これも怪しいが)。日本にはない。

 ただ、この佐伯氏の著書には、「ではどうすればいいか」ということは書かれていない。私のように、過激なことを提案してもいない。問題点を列挙してあるだけである。

 日本で民主主義が定着するかどうかは、「神」に代わる絶対的なものを醸成できるかどうかにかかっている。もとより中国、韓国では、そんなものはない(だからしょっちゅう『火病』をおこす)。「道徳教育」すら「人権」や「民主主義」に反するといって拒絶する人の多い日本でも、難しいのではないか。
 「武士道」に望みを託すか、あるいは「過激」思想も一分の価値はあると思う。
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