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慰安婦問題の解決(27年4月30日)

 完全に解決しようと思ったら、戦争を起こし相手を完全に叩き潰す以外にはない

 虚偽の発言はもちろん、いくら事実であっても、相手の欠陥を指摘し傷つけた場合には、何らかの罪に問われる。刑法上の罪にはならないまでも、相手に厭な思いを抱かせ、周囲の雰囲気を壊してしまう。これを「暴言」あるいは「いじめ」ともいう。

 ところで、いまアメリカを公式訪問中の安倍総理大臣は、昨日歴史的な議会演説を行った。それに先立ってハーバード大学でスピーチを行い、学生たちからの質問に答えた。
 そのなかで、韓国系の米国人の学生からの
 「(慰安婦について)これだけの証拠があるのに、まだ日本政府の関与を否定するのか」という質問に対し、
 「慰安婦問題については、人身売買の犠牲となって筆舌に尽くしがたい思いをされた方々のことを思うと、今でも私は胸が痛みます。この思いは歴代の首相の思いと変わりはありません」と答えたという。

 まさに、「大人の対応」である。
 本来ならば韓国人学生の誤り(暴言)を正し、慰安婦問題は虚構であり慰安婦は売春婦であったというべきである。だがいくら事実であっても、相手を傷つけその場を凍らせることはしない。暴言合戦になってしまう。

 そうかといって、韓国系学生に全面的に迎合することはできない。質問した学生は、あとで
「個人的には正直言うと、満足できる答えは得られなかった。歴史は歴史であり、自分勝手には変えられない」と答えていたが、満足する答えなど得られるはずがない。そんなことをすれば、安倍総理は日本人に総スカンを食い、議員を辞めなければならない。

 これは、宗教戦争である。お互いに、自分たちの信じることが絶対的に正しいと思っており、譲ることはしない。時間がたてばたつほど、いくらでも自分に都合のいい「真実」は出てくるからである。
 したがって、いくら相手に反駁しても、納得させることはできない。

 そうであるならば、どちらの国のトップも、永遠にのらりくらりしていくのが最善である。完全に解決しようと思ったら、戦争を起こし相手を完全に叩き潰す以外にはない。それこそまさに、漁夫の利を狙う欧米の思う壺である。
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