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もらい事故で賠償?(27年4月20日)

 こんないちゃもんが通るなら、裁判所はいらない!!暴力団の方がはるかに筋を通す

≪車同士が衝突し、センターラインをはみ出した側の助手席の男性が死亡した事故について、直進してきた対向車側にも責任があるとして、遺族が対向車側を相手に損害賠償を求めた訴訟の判決言い渡しが13日、福井地裁であった。原島麻由裁判官は「対向車側に過失がないともあるとも認められない」とした上で、無過失が証明されなければ賠償責任があると定める自動車損害賠償保障法(自賠法)に基づき「賠償する義務を負う」と認定。対向車側に4千万円余りの損害賠償を命じた。4月19日 福井新聞ONLINE≫

 この事故ではみ出した車は、家族以外が運転していたので任意保険が使えなかったという。そのため、この車で死亡した男性の遺族補償は困難だとされていた。判決が実行されれば、遺族を救済することになる。

 先週に引き続き、また福井地裁でおかしな判決が出た。これで福井では、まともな裁判ができないということが定説になってしまった。まさに恥の上塗りである。

 死亡した男性の弁護士は、「(自分が悪くても、被害さえ受ければ)なんとかなる場合が多い。諦めず検討してほしい」と述べたそうだ。

 明らかに屁理屈である。当たり屋を奨励し、誰か弱くて取れそうなところから取れと言っている。こんないちゃもんが通るなら、裁判所はいらない。暴力団の方がはるかに筋を通す。

 本来ならこの場合、居眠り運転して道路をはみ出した大学生が最大の責任者で、家族限定の任意保険なのに他人を運転させ、横で居眠りして何もしなかった男性(死亡者)にも責任がある。
 そもそも、もらい事故を受けた対向車が最大の被害者である。事故現場の写真を見ても、避けようがないのがわかる。だれがどう考えても、被害者が目の玉の飛び出るような賠償金を払うのは異常である。

 最近の法曹界は、ゆすりたかり体質の中・韓、それに沖縄と、まったく同じ思考回路になってしまった。少なくとも日本人なら、こんなおかしな判決に納得する人は一人もいない。自分が逆走裁判官だから、同じ体質の逆走車に甘いのであろうか。

 根本的に司法制度を見直し、弁護士、裁判官など法曹界の総入れ替えがなければ暴動が起きる。またすべての裁判に、常識をもつ裁判員裁判を適用すべきである。

 今回の判決は、先週の高浜原発差し止めと合わせ、狂った判例として永遠に歴史に残る。

            びっくり妄言
〚ここから、妄言世界に入る〛

 ふつう交通事故の場合、ほんとの加害者はいない。この場合、もらい事故を受けた「被告」はもちろん、居眠り運転で道路をはみ出した若者も、ある意味被害者である。誰も意識してやったわけではない。それなのにどちらも、事故の後は大変な苦汁を味わう。

 論点は2つある。
 ひとつは、交通事故の影の「加害者」はたくさんいるということである。
 たとえばこの事故では、車両メーカーのほうがはるかに罪が重い。正面衝突しても死亡事故が起きないような構造や、そもそも衝突が起きないようなシステム(自動ブレーキ)をとれたはずだ。利益優先で、それらをつけなかった「不作為の作為」にあたる。
 道路をはみ出さないような構造をとっていなかった、道路管理者にも同じことが言える。
 これらの規制をもうけなかった、国土交通省はどうなる(また規制強化)。
 どうせインチキ裁判なら、彼らに罪をなすりつけたほうが、もらい事故を受けた人に賠償責任を課すより、まだ筋が通る(アメリカあたりではこのような訴訟が起きそうだ)。

 つぎに、この判決の背後には、我々のあずかり知れない複雑な事情があったとしよう(たとえば居眠り運転した人には幼い子供が10人もいて、賠償金がなければ多くの人命が失われる)。その場合、「もらい事故」運転者の任意保険を活用し、広く浅く助けてもらう「大岡裁定」であったのかもしれない。

 しかし、個別案件だけで終わる江戸時代とは異なり、現代は判例として社会トラブルすべてに影響する。2つともに、どちらにしても、こんな裁定が通ったら、世の中は完全にモラルハザードに陥る。

 したがって、このような「大岡裁定」を行う場合には、その場限りの秘密裁判で行う必要がある。もちろん「知る権利」など糞喰らえである。
 民主主義、法治国家の限界を示す判決であったことは間違いない。
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