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ちょうどいい寂しさ(27年4月11日)

 忙しくて幸せな老人は、死ぬのが恐ろしくなり、気の毒である

 高齢者の孤独化が問題だという。
 たとえば東北の災害公営住宅では、高齢者が半数以上を占めている。高齢化率は他の地域の水準より高い。独り暮らしの高齢者は全世帯の3分の1近くに達している。

 なぜ独居老人が問題なのか。世間は、彼らが「寂しい」と思っているからである。(ほんとはそれを楽しんでいる人もいる)。なにも、食うに困って飢え死にしそうだからではない。
 では、独居老人が寂しいのはいけないことなのだろうか。

 そうではない。こんないいことはない。
 もうすぐこの世にいなくなる人は寂しいほうがいい。この世に未練が残らず、安心してあの世に行くことができる。

 逆に、楽しい老人もいる。じつはこれが困る。
 仕事を引退しても、やれ町内会だ、選挙だとひっぱりまわされる。その打ち上げには、酒池肉林の宴会となる。忙しく幸せな老人は気の毒である。楽しいと、死ぬのが恐ろしくなる。

 ものはほどほどである。だが、ちょうどいい具合というのはない。

   もうすぐうば桜
  
            桜通りと順化小学校前

  桜通りのうば桜 H27.4.10   もうすぐうば桜 順化小 H27.4.10
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