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展示会参加者に加点?(27年2月25日)

 どんな場合でも、少しでも客観的な評価のできる基準が多いほうが、公正さを保てる

 24日の福井新聞に、『来場なら補助金申請で加点』と題するコラム記事が掲載されていた。
 先週末、県産業会館で「福井ものづくり研究開発成果展」が開催された。県や国などから補助金等を受けて実施している、県内企業の技術や製品等の成果を発表するための展示会である。

 その際、県が展示会の来場を促すため、来場者には今後の補助金申請に加点するという通知(メルマガ)を出したという。このような地味な展示会は、なにか「エサ」がなければ集まらない。

 新聞のコラムによると、多くの中小企業者がこれにクレームをつけたそうだ。「補助金は申請書の内容で採択を決めるもので、展示会の参加者に加点するのはどうかと思う」と言うものである。

 それに対し県では、「展示会来場者のような、意識の高い中小企業者を応援したい」と言っている。これは当然であろう。
 そもそも文書審査が主流になっている最近の補助金申請において、内容の良し悪しなど、はっきりわかるわけがない。とくに、同じようなレベルの申請が並んだときどちらをとるか。そんな微妙な判定のできる人などいない。
 そうであれば、少しでも客観的な評価のできる基準があったほうが、公正さを保てる。これ以外にも客観的評価のできるものはある。

 県はクレームを受けて、来場要件を補助金申請の加点にすることをやめたそうだ。
 本来ならこれを問題提起にしたいところである。「ほんとはまともな審査などできない」という、痛いところを突かれたくないのであろうか。
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