FC2ブログ
RSS

格差拡大(27年1月27日)

 格差が縮少するのは、世界秩序が破壊されるときしかない

 オックスファム(NGO調査機関)の最新報告によれば、世界で貧富の差が拡大しており、このままだと来年には、最も裕福な上位1%の人々の資産合計が、その他99%の資産を上回る。
 具体的には、2009年に全体の44%だった上位1%の資産は、14年には48%に増え、1人当たり270万ドル(約3.2億円)に達したという。その一方、下位80%の庶民の平均資産は、3851ドルで、合計しても世界全体の約5%にしかならない。

 これは、ある意味当然である。
 どのような社会でも、秩序が成り立っていれば、経済格差は時間がたつにつれ広がっていく。縮まることはあり得ない。
 なぜなら、その社会の秩序は「強者」がつくるからである。その秩序をつくる人が、わざわざ自分が不利になるようなしくみにもっていくわけがない。

 したがって、この格差が縮少するということは、いまの世界秩序が破壊されたときである。
 たとえば、世界大戦で徹底的に国力を使い果たす、あるいは世界大恐慌でハイパーインフレになったときである。

 以前ニートの若者が「希望は戦争」と言っていたことがある。そんなことでもなければ、上位1%を引き釣りおろすことはできないからだ。もちろん「イスラム国」の台頭も、その流れである。

 だがそんなものは、放っておけばいい。上位1%がその恐怖に気がつくだけで充分である。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :