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イスラム人質事件(27年1月21日)

 ほんとに人命を大切にするのなら、犯罪人の要求は、絶対呑むべきではない

 イスラム国とみられる黒覆面の男が、日本人を盾に身代金要求をするインタネット画像が衝撃を与えている。人質は、行方不明になっていた千葉市出身の湯川遥菜氏(42)とジャーナリストの後藤健二氏(47)の2人である。
 「2億ドルの身代金を払わなければ72時間以内に殺害する」という。

 動画(合成だという話もある)で見る限り、後藤氏が毅然とした顔つきをしていたのに比べ、湯川氏はなんとも情けない顔をしていたのが印象的であった。
 湯川遥菜氏(42)は、昨年夏にイスラム国に拘束されたというニュースがあってから半年、すでに殺害されたと思っていた。自ら軍事会社の経営者として中東戦争に参加したのだから、これまで生きていたのが不思議であった。
 イスラム国は、騙しやすい日本人の人質として、なにかの機会を待っていたのであろうか。
    AETO01-B06_06.png 当然ながら人質事件に対し、金銭で解決してはいけない。欧米でも米国と英国以外は、密かに誘拐犯と交渉をしているという。そんなことをするから、このような誘拐犯罪が絶えない。誘拐ビジネスが出来上がってしまった。今回もし日本政府が身代金を支払ったら、今後数えきれない日本人の誘拐事件が起こる。収拾がつかなくなる。

 安倍総理は、「人命を第一に、救出に全力を尽くす」と言っている。
 ほんとに人命を大切にするのなら、犯罪人の要求は、絶対呑むべきではない。

 さらに、もし身代金を払うなら、その後で日本の軍隊あげてイスラム国に遠征し、相手国兵隊すべてジェノサイト(皆殺し)する。宗教戦争から世界戦争になるおそれがある。その覚悟がないなら、1円たりとも身代金を払ってはいけない。 

 
 戦陣訓「生きて虜囚の辱を受けず」の原型といわれる、山縣有朋の訓令である。
 ≪敵国側の俘虜の扱いは極めて残忍の性を有す。決して敵の生擒する所となる可からず。寧ろ潔く一死を遂げ、以て日本男児の気性を示し、日本男児の名誉を全うせよ。≫
  これは間違いではなかった。

 
 また私は、曽野綾子氏のつぎのような言葉をいつも心に刻んでいる。
 ≪死ぬときは一度しかないのだから、そのとき「名誉ある死」を選べることこそ、人の最大の幸せである。≫

 もし私が「捕虜」の立場なら、これこそ絶好の機会である。迷うことなく「死」を選びたい。
(もっとも、拘束された2人は、一切の事情を知らないのかもしれない)
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