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医薬分業(27年1月16日)

 医薬分業によって薬品の使用量が減ったのか? 医学会は、まだ深い闇に包まれている

 以前は、病院など医療機関へ行くと、必ず山ほど薬を抱えて帰った。
 医療機関が医薬品を販売する場合には、できるだけたくさんの薬品を処方したほうが儲かる。場合によっては、在庫処分のため不必要な薬をあてがう。したがって、病院へ行って治療してもらうと、帰りには持ちきれないほどの治療薬をもらっていた。
 たくさん薬をもらっても、すべてを使わない。薬のため病気にならないか心配で、半分以上は捨ててしまっていた。

 それが最近、薬剤販売が分離された後では、貰う薬は半分ほどになった。先日皮膚科クリニックへ行ったときも2種類、690円分の薬しか処方されなかった。以前の半分以下である(それでも多いと思うが)。

 最近は、この「医薬分業」システムの病院が多い。これは、患者の診察、薬剤の処方を医師が行い、医師の処方箋に基づいて、薬剤の調剤および投与を薬剤師が行うという形で、役割を分担することである。
 多くの個人病院では、医薬品の在庫管理や調剤の品質管理に不安を抱えており、調剤は薬剤師のいる薬局に任せたいと考えている。医薬品の品揃えが増え、医師が治療する場合の選択肢が増すというメリットもある。

 患者にとっても好都合である。薬剤は処方箋をもって薬局で購入するしくみとなり、医者は必要量だけの薬を処方するから、よけいな医薬品を買わなくてもいい。

 それに、病院の医者や看護師より、薬剤師のほうが薬剤には詳しい。また丁寧に教えてくれる。若手の医師よりも頼りになる。
 「医薬分業」は、いいことずくめのように思える。
 
 ところが、「医薬分業」によって薬品の使用量が減ったという話はあまりない。いったいどこへ消えたのであろうか。我々の知らないところで、誰かが儲けている。
 さらに患者の手間は、2倍になる。
 医学会は、まだ深い闇に包まれている。さらに根本的な改革が必要である。
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