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パリの射殺事件(27年1月11日)

 表現の自由といっても絶対的な正義ではない、全世界が欧米の価値観だと思ったら大間違いである

 先週、パリの風刺週刊紙シャルリー・エブドの建物で銃撃があって、12人が死亡した。その後も関連の事件が続いている。

 同紙は、イスラム教の預言者ムハンマドを題材にした風刺漫画を出版しており、イスラム原理主義者の反発を食らっていた。以前には、建物が焼き討ちに遭っていたが、同紙の編集者は、あくまで言論の自由を守ると言って、イスラムに対する風刺姿勢を続けていた。

 この事件に対し、多くの人は「言論の自由」を破壊した犯人を、一方的に非難している。とくに欧州では、「反イスラム運動」が勢いづき、それを支持する極右政党も増長するとの懸念が高まっている。
 たしかに、いきなり10人以上も射殺してしまうという行為は、あまりにもひどい。やり過ぎであって、現代社会のルールとして最悪の行為である。

 しかしほんとうに、射殺した犯人に一片の同情の余地もないのであろうか。
 以前も書いたが、いくら表現の自由だと言っても限度はある。諷刺画にかこつけて、自分たちの崇拝している神が貶められたのである。彼らにとって諷刺画は、日本の極右が行う「ヘイトスピーチ」の比ではない。それも一度や2度ではない。
 彼らの利益のために、継続的にいたぶられる方は、たまったものではない。

 風刺画を描いている人は、それによっていじめられる人々の気持ちになって欲しかった。欧米からは、過激派犯人を糾弾するだけで、その反省の声が全く聴かれない。
 表現の自由は、絶対的な正義ではない。世界中が欧米人の価値観で動いているのでは、まったくないのである。
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