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喫煙トラブル(27年1月9日)

 彼らをいくら非難しても、このような事件は無くならないし、環境変化は喫煙だけではない

 先日、JRの特急車内で乗客がたばこを吸ったことから、列車が止まったトラブルで、68歳の乗客の男が逮捕された。もちろん、タバコを吸っただけで列車が止まったわけではない。それをきっかけに車掌とトラブルを起こして、テーブルなどを壊したからである。

 喫煙トラブルはJRでは珍しい。以前より航空機ではしばしば、乗客が喫煙したために空港に引き返したという報道を耳にする。

≪何考えてるの?なんで喫煙するんだが。常識のかけらもない≫
≪いい歳して、常識もわきまえず馬鹿の一言。本当こんな馬鹿がいると腹がたつ≫

 現代の禁煙環境にどっぷり浸っている人は、トラブルを起こした人に対し、当然このような感想を持つであろう。
 喫煙を敵視する「禁煙ファッショ」は、あっという間に世の中に蔓延することになった。

 だが15~20年前までは、飛行機や列車内での喫煙などあたりまえであった。むしろ喫煙は、「カッコいい」とさえ思っていた人が多い。
 その認識が、半世紀もたたずに、ひっくり返ったのである。最初からいまの禁煙環境に浸っている人には、ほんの昔が理解できないであろう。

 したがって、この「急激」な環境変化についていけない人がいるのは、当然である。件の乗客は68歳であったという。まさに、喫煙時代の環境にどっぷり浸っていた人である。
 変化についていけず、鬱憤が爆発したのであろう。

 だから彼らをいくら非難しても、このような事件は無くならない。無くそうと思えば、その時代の人にいなくなってもらうか、我慢して病気になり引っ込んでもらう。あるいは、一定程度の「喫煙バカ」を障がい者として、受け入れるしかない。
 「人は60歳を過ぎたら死ぬのがいい」とは、けだし名言である。

 そしてこの環境変化は、なにも喫煙だけではない。
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