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銃規制(5月4日)

 幼い子どもが誤って人を撃ち死亡させる事故を、銃規制反対者はどのように説明するのだろうか

 記事の一部を引用する。
≪米ケンタッキー州の民家で4月30日、五歳の男児が二歳の妹をライフル銃で誤って撃ち、妹は病院に搬送されたが死亡した。米メディアが伝えた。
 銃は子ども用として販売されているもので、男児が昨年の誕生日に贈り物として受け取っていた。
 部屋の隅に置いてあり、銃弾が一発残っていた。当時、母親も在宅していたが、掃除のため数分間、外に出た間に起きた。地元警察は、事故として処理するという。
 米国で幼い子どもが誤って人を撃ち死亡させる事故は、4月だけでも今回以外に2件起きている。2013.5.2東京新聞 夕刊より≫

 米国でこのような事件が起こるたびに、《銃規制》が問題になる。しかし、共和党強硬派の反対で、ことごとく退けられてきた。毎年、銃による犠牲が3万件以上(うち半分は自殺者)あるにもかかわらず、である。日本では、なぜ銃規制に反対するのか理解できない人は多い。これらの銃規制反対派の見解は、どのようなものなのであろうか。
 具体的な事件に対する、彼らの考え方を示す。

その1≪91年に、テキサス州のレストランで発生した事件では、23人が死亡。客の一人は銃を持っていたものの「バカげた法規制」のせいで店内に持ち込めず、外の車の中に置きっぱなしになっていた。≫

その2≪07年のバージニア工科大学での事件では、32人が死亡した。学内に銃を持ち込んではいけないという大學の「バカな」決まりのせいで、教室にいた学生の誰一人として銃を保持していなかったからだ。≫

 つまり銃規制反対者は、これらの事件はすべて「銃があれば命が救えたのに」といっている。「全員が銃を持てば、誰も死なずに済む」という屁理屈を、金輪際放さないのである。

 さて、この《詭弁》をどうやって崩すか。・・・じつは、銃規制反対者のこの論法は、《不足要求の虚偽(仮称)》という詭弁に当てはまるのだ。「銃犯罪が起きるのは、国中にまだ銃の普及が足らないから」という詭弁である。だが、その詭弁性を指摘したとしても、たぶん「バカの壁」のせいで、普通の論理では崩せない。またこの《詭弁》は、水掛け論に陥りやすい。

 そして、今回のような幼い子どもが誤って人を撃ち死亡させる事故に対しては、彼らの詭弁はあてはまらない。今度かれらは、どのような詭弁を用いて、銃規制に反対するのであろうか。
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