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安楽死は是か(10月18日)

 高齢化を背景に、否応なしに安楽死の制度は普及する

 悪性脳腫瘍と診断されたアメリカの29歳の女性(ブリタニー・メイナードさん)が、安楽死すると公表したインターネット上の映像が、世界中で議論となっている。
 彼女は今年4月、脳腫瘍のため、医師から余命6か月と宣告を受けていた。そこで自ら命を絶つことを選択し、末期患者が安楽死を選ぶ権利が認められているオレゴン州に、夫とともに移住した。
 今月末に夫の誕生日を祝った後、来月1日に自ら安楽死するという。

 これについて、多くの意見がある。

≪安楽死は自殺だ。だから彼女は生きるのが苦しくても最後まで頑張って生きるべき≫
≪痛みや苦しみというのはその本人にしか分からない。こればかりは本人の選択に委ねるしかない≫
≪どのように死にたいかっていうのは個人の自由であり権利でもある≫
≪動物だって安楽死をさせたりするじゃないか、それなら人間だって安楽死を選択する権利はある≫
≪ほんとに楽に死ねるのか? 死んだ人しかわからないから証明できない≫

 難しい問題であるが、安楽死の是非はケースバイケースであろう。これから高齢化を背景に、否応なしに安楽死は現実問題となる。私は、原則として年代別で分けるのがいいと思う。

 オランダやベルギーでは、オレゴン州と同様に安楽死を認めている。すでに死者の3%は、安楽死によるものである。もしかしたら、この国が豊かなのはそのせいかもしれない。(ついでにこの国は、大麻や売春も合法である)

 4月の時点で余命6か月なら、11月1日はまさにその日である。安楽死しないですんだとしても、それはそれで悲劇である。
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