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御嶽山での遭難(10月1日)

 このような大参事を機に、登山をやめてはいけない。やめれば、その教訓を台無しにすることになる
 
 今回の御嶽山噴火遭難では、30名以上という未曽有の死者が発生した。
 これは、紅葉シーズンで好天の休日、お昼頃という、まさに最悪の時期と時間帯に起こったからである。1年を通してもっとも登山者が多い、まさにその瞬間、噴火が起こった。
 昭和54年に同規模の噴火が起こったときは、10月28日の未明であった。登山者はいなく、遭難はなかった。

 いくら登山者が多い山でも、人のピークは一瞬である。
 信じられないほど、最悪のタイミングであった。誰かわざとやったとしても、できすぎている。

 同様に、3.11のときの福島第一への津波来襲も、最悪のタイミングであった。最悪の政権のとき、日本で最弱の原子炉に、有史以来最大の津波が襲ったのである。
 阪神大震災のときの政権もひどかった。
  
 そのため多くの人は、噴火や原発事故に対し、必要以上に恐れを抱きすぎることになった。きわめてまれな出来事に、異常反応を起こす。これをカストロフィーバイアスという。

 このようなことは、これからも起こるであろう。

 しかし、つぎの「大参事」は、決して津波や噴火、原発事故ではない。「心配事の9割は起こらない」し、それが何かは、誰もが予想できない。 
 間違いなく言えるのは、それは同じものではない、ということである。

 したがって、このような大参事を機に、登山や原発をやめてはいけない。やらないことでリスクを回避するということは、その教訓を台無しにして、人々を弱体化させることになる。
 そのうち、全員が家にこもって、何もしなくなる。その方がはるかに恐ろしい。

 (御嶽山噴火について書くのは、3回目である。私にとって、あまりにも身近な出来事なので、とても他人事とは思えない。いつ同じような目に合うかわからないからである。)
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