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御嶽山噴火遭難(9月30日)

 今度の噴火では、登山者と救助者1000人以上が、死を覚悟している。彼らは強い

≪火山灰とともに、周囲に直径1メートルぐらいの大きさの石が飛んできたため、急いで岩陰に隠れた。まもなく、もう一度「ドカン」という音が鳴り、今度は軽トラック大の石が飛んでくるようになった。巨大な石は地面にぶつかって割れ、破片が四方八方に飛び散った。黒い雨が降り始め、雷のような音も鳴ったという。灰はひざ上まで積もった。「もうダメだ」。そう思った。
 噴火当時、山頂には50人ぐらいの登山客がおり、女性4人組のグループの1人は、飛んできた石が左足に当たり、骨折してパニックになっていた。「救助してあげたかったが、どうにもできなかった」
 9月28日産経新聞配信より≫

 御嶽山噴火のとき頂上付近にいて、命からがら逃げてきた人の話や撮影画像が、数多く報道されるようになった。いくつかは、「ガセネタ」もあるというが、このような臨場感のある情報は信用していいと思う。

 その場にいた者しかわからない、壮絶な光景であったことは、想像に難くない。
 その後の中継画像を見ると、山腹全体に巨大な岩石が散乱している。このうちの何割かは、今回の噴火で落下したものであろう。山小屋の屋根に大きな穴が開き、軒が破壊されているのがわかる。

 火山灰で真っ暗なところに、大きな隕石が空からどんどん落ちてくるのである。小屋の中にいた人でさえ、死ぬことを覚悟したに違いない。
 よくこんな状況でパニックにならなかったものだと思う(なっていたのかもしれないが)。

 救助活動も、困難を極めている。いつ同じような噴火が起こるかわからない。有毒ガスが発生し、足場の悪いところで救助を行うのは、まさに命がけである。

 すなわち今度の噴火では、登山者と救助者1000人以上が、死を覚悟している。そんな人は少ない。羨ましい限りだ。いちど生きることをあきらめ、生還した人は強くなる。
 ただ一番悲惨なのは、身近な親しい人を失った人である。
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