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日本ブランドの相場(9月26日)

 貧乏人と守銭奴しかいない日本の製品に、どこの世界が憧れるであろうか

 工業製品のみならず農産物にいたるまで、日本製品は、アジアを中心に世界中で信頼を得ている。

 しかし、この諸外国からの日本製品へのあこがれ、ブランドイメージが崩れつつある。単に技術力が落ちたからではない。
 格差が広がり、豊かな中間層がいなくなった。日本人そのものの生活レベルが落ちてしまったからである。

 この20年で、日本のGDPが10%縮小し、それ以上に労働者の賃金が下落している。年収200万に満たない労働者が主流となり、貧困が定着している。
 これまでは、豊かな中流階級の消費者がいて、商品に厳しい目を注いでいた。その消費の中心であった「中流階級」がいなくなってしまった。

 多くの人は、マグドナルドの100円バーガーで朝食をとり、昼食は250円の牛丼で済ます。夜は、ブラック居酒屋の1000円飲み放題で、憂さを晴らす。
 一方勝ち組の「上流階級」は、欧米のブランド物に手を出す。日本製品の消費は限定される。
 こんな生活をしている日本人や日本人が作る製品を、いったいだれが憧れるであろうか。

 欧州でも、高級ブランドの産地であるスイスやオランダ、ベルギー、ドイツなどでは、国民が豊かな暮らしをしている。歴史や文化を大事にし、(外見は)知的で穏やかである。
 その富裕層が重宝する製品だからこそ、破格の値段で売れる。オメガやローレックス、ベンツやBMW然りである。
 ここでは、ものづくりの技術力はそれほど重要ではない。

 日本製品も同じである。日本製品全体のブランド力を上げるためには、日本人の生活レベルを向上させなければならない。まず格差社会をなくすことが重要である。

 同時に日本の金持ちは、金持ちらしい豊かな暮らしをする。その豊かな暮らしが、日本ブランドを格上げする。高級品の開発にも拍車がかかるし、国内にお金が回る。
 日本でお金のある人は、金儲けだけが生きがいになっている。そんなことでは、みんなが不幸になる。

 貧乏人と守銭奴しかいない日本の製品には、世界のだれも見向きもしない。
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