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広島の土石流災害(8月24日)

 もともと日本の住宅は、簡単に作り直せるように「紙」と「木」でできている

 広島市の土石流災害は、多くの国民を呆然とさせた。一つ一つの被害の深刻さは、3.11大津波に勝るとも劣らない。なにより国民を不安にさせたのが、あのような山のふもとの住宅は、日本中どこにでもあるということである。

≪命の危険が及ぶ場所に住み続けるのは、できれば避けたほうがいいと思う。土砂崩れの恐れがある山の側などは、田んぼや農地にすべきで住宅地にすべきではない。≫
 
 こういう意見もあるが、日本の人口が半分以下にならない限りできない相談である。
 それどころではない。
 津波、台風、竜巻、地震、液状化、地盤沈下、火山噴火、大雨、洪水、地滑り、土石流、豪雪、乾燥、大火、土壌(地下水)汚染、大気汚染、落雷・・・等々。

 これらの災害のうち、一つも心配ないというところがあったら、教えてもらいたい。

 日本の住宅は、むかしから「紙」と「木」の簡易なつくりであった。何年かに一度は、必ず災害で破壊され、建て替えることを前提としていたからである。

 その意味で、今の一般住宅は中途半端である。3~40年で更新するかと思うと、200年住宅を推進している。
 いっそ、今の半分以下の工期と価格で、10年後には建て替えることを前提とした住宅があってもおかしくない。とくに老い先短いものにとっては、都合がいい。


(追)じつは建設技術で最も難しいのは、丈夫で短寿命のものを、低価格でつくることである。この技術を開発した企業は伸びる。
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