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リーダーの決断 (8月13日)

 リーダーは、人々の右脳に擦りこまれた感情に取り込まれず、真の幸福を実現させなければならない

 安全・安心という言葉がある。「安全」とは科学で証明される客観的な事実であり、「安心」とは本人が感覚的に納得したという主観である。「安心」は、右脳の領域である。
 安全だということを納得するには、論理的な分析つまり左脳の働きが必要である。

 しかし、一旦右脳に記憶された情報を、左脳が冷静に分析することは難しい。人々の脳は、左脳の合理的な要因より、右脳での感情的な要因のほうに重きを置くからだ。

 これはまさに、多くの国民が原発を怖がることを意味している。3.11の福島原発の映像が人々の右脳を占領している。
 そうなると、事故が起きたことのことばかり考える。多くの人が、自動車事故で死ぬより、飛行機の墜落事故で死ぬほうを怖がるのと似ている。反原発者が発信する、非常に誇張された記事や映像が、ますます人々の恐怖を募らせる。

 では、そのような人々の想いに対し、リーダーはどうすればいいのか。
 真に大切なことは、実際に多くの人々が幸福になることである。人々の感情を尊重することではない。優秀なリーダーなら、そう考える。

 そこで、マキャベリの君主論である。

 「君主は愛されるよりも、恐れられる存在になるべきだ」
 「君主は憎まれてはいけない、恐れられる存在にならなければならない」
 「君主は必ず悪評が立つと覚悟しておかなければならない」
 「弱体な国家は常に優柔不断である」
 「人々の意見なるものがいかに偽りに満ち、いかに誤った判断でゆがめられているかは、あきれ返るほどである」

 人々を導くリーダーは、決してポピュリストではいけない。大衆迎合は、民主主義の大きな欠陥である。
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