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過ちを繰り返さないために(8月9日)

 日本が核兵器を持つことこそ、広島・長崎で亡くなった30万人へのはなむけである

 8月6日、9日は、日本に原爆が落とされた日である。周知のように、広島と長崎合わせて、一瞬のうちに、無垢の市民30万人近くが亡くなった。文字通り、蒸発してしまった人も多い。
 歴史始まって以来、人類未曾有の大虐殺である。後にも先にも、これ以上残忍な出来事はない。

 それを受けて広島の平和記念公園には、「安らかにお眠り下さい。過ちは二度と繰り返しませんから」と刻まれた石碑がある。不思議な言葉である。

 以前、記念公園でこの文字を見かけたとき、思わず、「繰り返しません」を「繰り返させません」に直してやろうと思った。いったい、だれが原爆を落としたのだ。ふつうそう思うだろう(実際に細工した人はいないのか??)。

 だが最近、考えが少し変わった。石碑の文字は、「繰り返しません」でいいのかもしれない。
 どういうことか。

 なぜ、日本に原爆が落とされたのかを考えてみよう。
 あのとき日本には、まったく反撃する力がなかったからである。原爆のような極悪非道な武器を使うときは、相手が絶対に反撃しないことが担保されなければできない。

 昭和20年8月、日本はすでに沖縄が征服され、ほとんどの軍艦や飛行機は破壊、戦艦大和もなかった。連日の本土空襲によって、各地の工場は破壊され、戦力の補強は望むべくもない。
 陸・海軍にはまともな戦闘能力はなく、やれることはせいぜい、竹やりを使っての本土決戦しか残っていなかったのである。

 それでもあのとき、日本が原爆の一つも保有していたらどうであろうか。
 トルーマン(米大統領)は、原爆投下のゴーサインを出さなかったに違いない。軍艦や飛行機はなくとも、核爆弾一つあれば、恐怖の反撃ができるからだ。

 そうすると、「過ちは二度と繰り返しませんから」という言葉が理解できる。「過ち」というのは、あのとき日本が、核兵器を持っていなかったことに他ならない。

 そしていま周辺国の核ミサイルが、日本を狙っている。あの過ちを繰り返さないためには、どうすればいいのか。そんなことは、誰でもわかる。世界中で核を持つ資格のある国は、日本だけである。

 日本が核兵器を持つことこそが、広島・長崎で亡くなった30万人へのはなむけである。二度と、過ちを繰り返さないために。
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