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地方議員の劣化(7月9日)

 ボランティアではない高額報酬の議員に、つまらない「茶番」を見せつけられる納税者は、たまったものではない

 兵庫県の野々村議員の「号泣会見」、東京都議会の塩村議員のハレンチ行為、そしてそれを引き出すこととなったヤジ騒動など、議会の騒動が続いている。なんと程度の低い議員ばかりが、増えたことかと思う。

 そもそも、議員の数が多すぎないか。
 平成25年の全国の議員数は、県会議員が2,735人、市町村議員で31,741人である。自治体の長1,789人に国会議員717人を合わせると、日本では、36,982人が議員様として君臨している。これでも地域の合併が進んだおかげで、かなり減ったほうだ。
 しかしそれよりも、高齢化が進み議員適齢期の人数は減少している。これだけ議員がいると、質の劣化は免れない。

 市議会や県議会のTV中継を見ると、まるで下手な学芸会の練習をやっているようだ。
 質問するほうも、答弁するほうも「台本」を淡々と読んでいるだけである。審議を通して、わかりやすく施策を説明・説得しなければならないのに、でき合いレースで緊張感も何もない。単調で、聞くだけで苦痛を感じる。小学生でさえ、もっと抑揚をつける。
 こんな「台本」の読み合いだけなら、時間をかけた審議などいらない。少なくとも、選挙で選ばれた「エリート」であるはずの、議員や首長がこれでは、心もとない。答弁する地方官僚然りである。

 それでも、質問する議員と答弁する首長は、まだ「仕事」している。
 問題はほかの議員である。ヤジを飛ばすのはいいほうで、暇を持て余し居眠りしているのがほとんどである。福井あたりの議会では、ヤジさえも出ない。
 それに質問回数が少ない。ほとんどの議員は、1年に1回質問するかしないかだという。その質問内容や文面さえ、官僚任せの議員が多いとも聞く。いったい議員は何の仕事をしているのか。採決だけなら、木偶の棒でいい。
 
 とてもボランティアとは言えない高額報酬をもらい、数少ない質問機会を活かすこともできない。つまらない「茶番」を見せつけられる納税者は、たまったものではない。 欧米の地方議員は、ほとんどが無報酬のボランティアである。それなら我慢できる。
 地方財政で大きな負担となっている、議員報酬と公務員報酬の見直しは、必須であろう。
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