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原発のリスク認知〈7月3日)

 バイアスに輪をかけているのが、知識人やメディアである。脱原発で日本は、「ゆで蛙」になる

 我々の周りには、無数のリスクが存在する。ただ、すべてのリスクを完全に管理することはできない。そのため、あるレベルを許容範囲として、それ以下なら受け入れると言うコンセンサスが必要である。
 そのとき留意しなければならないのは、リスク認知の状況が社会や文化のあり方、時代背景、それらを加えた様々なバイアス(偏見)によって影響を受けることである。

 そのなかに「カストロフィーバイアス」というのがある。これは、「極めてまれにしか起きない被害規模の巨大なリスクに対して、リスクを過大に見てしまうこと」である。とくに、間近に危機一髪の出来事が起こった場合には、とんでもないバイアスがかかってしまう。
 まさに、原発事故が当てはまる。3.11以後、人々は極端に原発を恐れるようになってしまった。

               くるくるパー

 それに輪をかけているのが、知識人やメディアである。
 本屋や図書館へ行っても、原発・放射線関係は、90%以上が「反原発」の書物である。新聞やネットを見ても、放射線の恐怖を煽った記事が、微に入り細に入り恐怖情報を流している。ほとんどが思い込みねつ造(つまりインチキ)である。
 原発は大丈夫だと言うと、それだけで御用学者扱いされる。
 これでは、バイアスがますます強化されてしまう。
 
 原発なしで日本の将来はどうなるか。
 じわじわと増え続ける貿易赤字に財政赤字、里山を埋め尽くす太陽光発電パネル、化石燃料による大気汚染や膨大な廃棄物、CO2増加による温暖化、CO2増加と一体の酸素欠乏(温暖化に懐疑的な人はいても、確実に生物を破滅させる酸素欠乏に反論する人はいない)・・・。それになんといっても、原発の撤退すら不可能になるのである。
 日本そして地球は、環境面・経済面で、確実に衰退の道をたどっていく。つまり「ゆで蛙」になるしかない。
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