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公務員のボーナス(7月2日)

 世の中は不公平であるが、安い給料で働く人ほどえらいのである

≪福井県と県内17市町の公務員の夏のボーナス(期末・勤勉手当)が30日、支給された。管理職を除く県の一般行政職2839人(平均40.8歳)の平均支給額は67万円。昨年夏から3千円のプラスとなり、8年ぶりの増額となった。 6月30日福井新聞より≫

 むかし、中小零細企業にしか籍を置いたことのない私は、ボーナスのシーズンが来るたび、あまりの格差に、公務員や大企業に対し怨嗟の声を上げていた。その怨念がほとばしっていたのか、若いころ私の周囲に公務員はだれもいなかった。


 いまは頭を冷やし、客観的に見ることができるが、格差は昔よりひどくなった。労働者の2極分化が進んでいる。公務員のように恵まれたサラリーマンがいる反面、パートや派遣労働者が増えた。彼らは、ボーナスどころではない(少ないといっても昔は、公務員の何割かは貰えた)。
 なぜ労働者に格差が生まれてしまったのか。

 大量生産する製造現場や農業は、機械化が進んだ。農業は極端である。アメリカなど農業先進国といわれる国は、農業者は就業人口の1%しかいない。それだけ生産性が高くなった。業種ごとにばらつきはあるが、製造業も同じである。多くの分野で圧倒的に生産性が向上した。生産性が高くなれば、人手はいらなくなる。少数の管理者やオペレーターと、機械の代わりの単純労働者の組み合わせである。
 そのうえデフレによる低コスト圧力は、弱い労働者にしわ寄せされる。したがってどうしても、高賃金の頭脳労働者と低賃金の単純労働者に分化してしまう。
 と一般には信じられている。

 しかし私は、世の中に「単純労働」などないと思う。 秀吉の「ぞうりとり」のように、工夫さえできれば、どんな仕事でも大きな価値を生み出すことができる。
 それと、それに見合った金銭的報酬があるかどうかは、まったく別である。
 世の中は、絶対的に不公平なのである。

 そこで、安月給で一生懸命働いている人に、次の言葉を贈りたい。

 価値工学(VA)によると、価値=機能/コスト である。すなわち、少ない報酬でいい仕事をした人ほど価値が高い。
 「安い給料で働く人ほど、えらい」のである。

  (こんな言葉に騙される人はいないと思うけどね) 
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