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八重山諸島、石垣へ(6月17日)

 日本の安全保障のために、石垣の観光産業を衰退させてはならない

 明日18日から21日まで、沖縄県の石垣市を訪問する。所属する会社の、視察・研修旅行である。
 石垣市は人口約45000人。西表島、与那国島を含むいわゆる八重山諸島を含む石垣島と尖閣諸島など、多くの島から成り立っている。台湾のすぐ東である。うまくいけば「尖閣」へ行けるかもしれない?

 さて、
 日本全体が人口減少の中にあって、沖縄県は東京の次に人口が増えている。その中でも、普天間基地のある宜野湾市が、伸び率トップである。今年4月の統計で昨年比0.8%(745人)も増えた。あれほど基地被害を騒ぎ立てているのに、なぜ人口が増えるのか(嫌がらせではないと思うが)。

 ところが、我々が訪問する石垣市は、昨年から今年4月にかけ、0.32%(148人)も減少している。理由はわからない。
 石垣市も数年前までは、人口が増えていた。中高校を卒業して一旦島を出た人が、30歳前後で戻ってきたり、他の地域から流入していたからである。
 その石垣市の労働従事者で、最も多いのが「宿泊・飲食サービス業」で全体の21%。日本では、この業種に従事している人は9.8%だから、2倍以上である。とくに宿泊業に従事する人が、日本平均の1.3%に対し石垣市は9%と、圧倒的に多い。
 すなわちこの市は、宿泊を伴う観光業で成り立っている。

 人口が減少しているということは、その観光業に陰りが出ているということではないか。つまり観光業がこのまま衰退すれば、この島の人口はますます減少する。

 しかし尖閣の近く、国境の島で住民人口が減っていくのは、きわめてまずい。万一、石垣の群島が一つ二つと無人になれば、尖閣と同じように中国が食指を伸ばしてくるのは目に見えている。尖閣がおかしくなった原因のひとつは、魚釣島の缶詰工場が撤退したからである。

 もちろん国は、自衛隊を駐屯させ、そうはならないよう守りを固める。でも、それだけでは万全でない。われわれ民間も、できることはやらなければならない。それはこの島の産業を活性化させ、人口を増やすことである(産業以外にも人口を増やす手段はあるが)。すなわち、石垣市の基幹産業である観光業の振興である。

 そのためにも、本土からこの地へ大勢の人が観光訪問することは、きわめて重要である。北海道やあわら温泉、永平寺へ行くなとは言わない。ハワイやサイパン、グアム、バリ、それに中国や香港、韓国へ行くくらいなら、ぜひ石垣へ行って欲しい。
 それが、日本の安全保障に大きな役割を果たすのである。

 明日からの旅行は、その石垣の魅力を伝えることができるよう、どっぷりと浸ってきたい(酒浸りにはならない?)。
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