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延命治療(4月14日)

 少なくとも私は、延命治療など断固拒否する

 日本の医療費は、年間40兆円になろうとしている。GDPの8%以上、じつに国家予算の半分近くである。その70%が60歳以上の高齢者医療、そして全体の20%が、末期患者に使われる。いわゆる延命治療もそこに入る。

 延命治療とは、「治癒・回復の可能性はないが、進行を遅らせ心身の機能を維持させ、寿命を何年・何十年の単位で延長させる治療のこと」である。
 この延命治療に至る段階では、意識は朦朧としており、心身の機能は大部分削がれている。したがって、その場で患者本人の意思は確認できない。そのため、家族の意思を確認することになる。

 その場合、なかなか「治療をやめてください」とは言いにくい。しかも、それまで何年も患者に付き添って介護した人より、間際に遠方から駆け付けた肉親ほど、延命治療を求める傾向が強いという。気持ちはわかるが、あまりにも身勝手である。延命することで、付き添ってきた人の介護負担が継続するだけでなく、他に助けるべき人の命が確実に失われる。
 もちろん、患者がまだ30~40代以下で、少しでも回復の望みがある場合は別である。

 また高額の医療費がかかるということは、医者が儲かるということでもある。「良心的」な医者でないかぎり、延命治療を断らない。さらに、いったん延命に入ったら、止めることは難しい。

 その結果、患者は棺桶に片足突っ込んだまま、胃ろうや人工心肺、高カロリーの点滴などを延々と続ける。こんなことがいいと思う人は、きわめて少ないだろう。 
 
 そこで、難しいが法律で、60歳以上の延命治療を全面的に禁止したらどうか。禁止しなくとも、全額自己負担でいい。年齢を重ねるということは、罪を重ねることだからである。

 少なくとも私は、延命治療などは、断固拒否する。なにかの事情(相続問題など)で延命治療に入った場合でも、その事情が済んだら必ず切って欲しい。このブログが、宣誓の証拠である。
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