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嫌な上司(4月24日)

 部下からの提案や案件に、なにかと文句をつけずにはいられない上司のことである

 いろんな組織を、外から見る機会が多い。
 ある組織では、何かと職員を捕まえて、ねちねち小言を発する管理職がいた。ある日、事務手続きか何かのことで、大の男を2人も捕まえて、2時間以上もしつこく叱責していた。内容はよくわからないが、大した問題ではないようだ。どうみてもその小言管理職は、暇潰しにやっているとしか思えなかった。

 それでも叱られるほう、被害者は大変である。そのまた部下や、職場全員の目を背中に感じながら、延々と屁理屈に付き合っていなければならない。最初は多少言い訳するが、すぐ根負けする。いい加減うんざりして反撃の気力も萎え、ピントはずれの小言講釈に「ご無理ごもっとも」となる。プライドがあれば、傷つく。だが、サラリーマンである被害者は我慢強い。私なら、5分と持たない。
 時間が経過すると、上司の小言の正当性が怪しくなってくる。もともと大した内容ではないからである。しかし小言管理職は、まず撤回・謝罪することはない。逆に、苦しい言い訳をもっともらしく際限なく続け、被害者を徹底的に痛めつける。

 この管理職に限らず、部下から上がってきた案件に対して、必ず文句をつける上司は多い。人の欠点をあげつらうことが権威である、と勘違いしているのだ。なにか言わないと存在意義がない、と思っているのだろう。
 かく言う私自身もその傾向があり、ずいぶん部下を苛めたことがあった。ただ最近は、8割がたそのまま承認することにしている。これにはかなり勇気がいる。もっとも今は、経営コンサルタントとしての立場で、直接の部下がいないからではある(全部認めたら、それこそコンサルタントの意味がない)。

 自分は「責任」だけを取って、全てを部下に任せることができたら素晴らしい。それだけでも、理想的な上司になれるはずだ。
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