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台湾デモ(4月2日)

 軍事力を使わなくとも、中国は時間をかけて、ゆっくり縄張りを広げていく。このままでは、中国の台湾支配が進み、中国が一層膨張する


 台湾では、学生が国会を占拠するという異常事態が続いている。
 サービス分野の、中国と台湾の市場開放(人や資本移動の自由化)に、抗議するものである。市場開放といっても、中国の開放度に比べ、中国から台湾への開放が優遇され過ぎているからだ。中国からの移民が増えると、台湾はチベットやウィグルのようになる。
 
 私も含め多くの日本人は、台湾に対して特別な思いを持つ。昔日本だった2つの国のうち、一方(南北朝鮮)は国是として日本を目の敵にし、もう一つ台湾は、世界一親日的である。3.11のとき、小さな台湾が、最も多くの義捐金を払ってくれた。自分を慕っているものに対し、悪い感情を抱くはずがない。
 そのような国が、国を2分して、大騒ぎになっている。

 ところが不思議なことに、今回の事件も、日本のメディアはほとんど報道しない。多くの日本国民の感情に反し、日本政府やメディア(羨ましいことに、いずれも中国のハニートラップに遭っている)は、台湾に対し腰が引けている。福井新聞も、STAP細胞の続報や「武生信金セクハラ」の記事はあっても、台湾デモの記事は見ない。
 したがって私自身はまだ、この件について、コメントに値する情報を持っていない。

 ただこれだけは言える。
 台湾人は、中国からの分離独立を望んでいる。2大政党のひとつ民進党は、分離独立を望む台湾本省人の支持する政党である。

 一方、中国には民意など無い。あるのは共産党独裁政権のみである。そしてこの国の憲法には、台湾は中国の領土であるとはっきり謳ってある。国家主席であろうと、台湾の分離独立を認めてしまうことは、政治的失脚を意味する。

 中国が台湾制圧をはかろうとしているのは、まちがいない。軍部が暴走する危険性も抱えている。怖いのは、中国が国益を考えた上で軍事力を使うとは限らないことだ。核もある。
 軍事力を使わなくとも、中国は時間をかけて、ゆっくり縄張りを広げていく。心配されるのは、中国の台湾支配が進み、中国が一層膨張することである。
 台湾への派兵も考えるべきであろう(もちろん、じじいの部隊)。
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