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コピペの何が悪い①(3月15日)

 コピペ技術が洗練されれば、さらにそれをつなげるイノベーションに、時間と労力を投入できる

≪STAP細胞論文の著者の1人、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが早稲田大学に提出した英文の博士論文に、米研究所がネットで掲載中の文章と酷似する部分が大量にあることが、11日わかった。3月11日朝日新聞デジタルより≫

 これは、いわゆる「コピペ」の問題である。小保方晴子氏のSTAP細胞論文にケチがついたと思ったら、それ以外のところまで穿り返す。典型的な、「池に落ちた野良犬いじめ」である。

 そもそも、「コピペ」はなぜいけないのか。
 著作権を侵害するからという意見もある。だが、既得権益の塊のような著作権益こそ、いかがわしい。しかもアイデアは、著作権ではない。他人のアイデアを、表現方法を変えて発表しても、法律に抵触することはない。

 確かに学生論文で、コピペばかりやっていたら、考える力が無くなる。またさすがに、引用でないコピペには、ほどがある。さらに、コピペの文は、ぎくしゃく動くロボットのようである。
 だから、コピペのつなぎだけでまともな論文を書くのには、たぐいまれな才能がいる。それに、論点にぴったり合う原文を探すだけでも難しい。
      パソコン                筆記

 そう考えていたら、田村耕太郎氏の「現代ビジネス」で、コピペ擁護のブログを発見した。

≪前略-
 私がおかしいと思うのは、コピペはダメだと指摘するくせに、大学教員の評価はコピペ重視であることだ。研究論文とはコピペ(=引用)の集合体に過ぎない。自分たちの論文を読んでみたらどうか?
 某国立大学教授が開発中のソフトで自分たちの研究論文を分析してみたらいい。“コピペ90%”とか出たらどうするのか?コピペの集合体を恥じるどころか、むしろ“コピペ(参考文献)の多さがその論文の価値を高める”との風潮がある。そんな教員達には「引用は自分の頭で考えていない証拠だ。コピペはダメだ」なんて批判する資格はない。
-中略-
 そもそも修士課程も博士課程も言ってみれば『コピペ』の技法を習得するところなのですから」と苦笑する。
-中略-
 学ぶという行為は真似ることから始まる。“イノベーションとは、既存の知識をつなげていくことにある”とスティーブ・ジョブズも語っている。コピペ技術が洗練されれば、さらにそれをつなげていく作業、つまりイノベーションに、もっと時間と労力を投入できる。・・≫

 田村 耕太郎氏のことはよくわからないとしても、書いてあることは、納得できる。
 と思ったら、まったく同じような内容のことを、「「コピペ」は本当に悪いことなのか」と題して、芦田宏直氏がブログで書いていた。どっちが先かわからないが、これこそ本物のコピペである。(アイデアが同じだけで、表現方法が違うから、コピペとは言わないのかもしれないが。)
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