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先着順と既得権(3月7日)

 世の中の理不尽さをオブラートに包みながら、生きていくのが「世渡り」、「外交」である

 世の中のたいていの権利は、先着順である。土地や地下資源は言うに及ばず、先祖伝来の漁業権や水利権など、怪しげなものもある。親が金持ちなら、黙っていても財産が転がり込むし、いったん公務員や大学教授になれば、(悪いことをしない限り)一生安泰である。

 結婚も先着順である。いくら好き同士でも、あとから割り込んだら、たんまり慰謝料を取られる。同じ料金を払う電車の座席も、先着順である。余分にお金を払えばいい席に座れるが、そもそもそのお金の出所は先着順からの権益である。
 これらを既得権益という。

 「先着順」、「既得権」がはたして平等なのであろうか。
 そうではない。たまたまそこに住んでいたから、親が権益を持っていたからというだけである。偶然から、とんでもない格差が生じている。

 これらの既得権益を打破するために「武力」があった。そもそも、既得権益の多くは「武力」の結果である。したがって、戦争を正当化させることはいくらでもできる。

 これらの「本音」をオブラートに包みながら、生きていくのが「世渡り」、「外交」である。何でも明らかにすればいい、というものではない。
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