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申請書は「猿」にもわかるように(4月22日)

 補助金申請書を書くときのポイントについて、2つ提案したい

 いま、ある補助金申請の審査の一部を行っている。依頼された数十件のうち、1/3ほど終わったところだ。今回の申請書は、これまでと異なって記入項目や量が少ないため、よほど注意してみないと内容がつかめない。それでも、長々と書いてあるのもある。だらだらと何を言いたいのか、さっぱりわからない文章もたくさんある。こんなのにお目にかかると、それこそ蹴飛ばしたくなる。
 そこで、個人としての見解ではあるが、審査するほうの目から見た申請書の書き方について述べてみよう。

①5W1Hを箇条書きに
 たいてい申請書の様式には、「・・について書いてください」とある。これは絶対外さないようにしたい。それがない場合は、やはり5W1Hである。とくに、「何を」「なぜ」、「どのように」、つまり目的と手段は必須である。そして、その項目ごとにタイトルをつけ、箇条書きにしたほうが見やすい(この文のように)。
 こうすれば審査しやすいだけでなく、申請するほうも容易に事前チェックできる。なにも、村上春樹に対抗して、文学作品をつくる必要はないのだ。

②専門用語は、きちんと説明する(猿でもわかるように)
 もとより補助金申請は、いろんな分野のニッチ市場で、特殊な技術を扱う案件が多く、人に説明するのは難しい。それを、いかにわかりやすく申請書として、まとめるかである。とくに、申請者にとって当たり前と思っている「専門用語」或いは「業界用語」が、読み手にはわからない。審査するほうも、万能でない(とくに私は、猿なみである)。わからない場合は、いちいち調べるのであるが、それが続くといらいらする。
 そこで「専門用語」は、文中か「別注」などできちんと説明する。むしろいくつかの「専門用語」を、もっともらしく説明してあると、いかにも高度な研究のようにアピールできる。福沢諭吉も、「文章を書くときには、猿でもわかるようにせよ」と言っていたではないか。(私以外の審査員は、猿よりレベルが高いはずなので、念のため)

 申請書をつくるときは、この2つに配慮するだけで、かなり見やすいものになると思う。多少中身が貧弱でも、何割か評点が上がるのは間違いない。
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