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原子力発電と火(1月21日)

 日本以外の国は、核や原発を手放すことはない。日本は原発で強大になった国に、蹂躙されるだけである

 火の利用が始まって以来、急激にヒトの進化は早まった。火を調理に使い、暖を取り、獣から身を守る。そのことで個体数を増やしていく。また火を使った調理は、タンパク質や炭水化物を摂取するのを容易にする。夜の行動ができ、寒冷地にも住める。獣から身を守れるようになった。

 発見した当初、ヒトは火が怖かったであろう。火は多くのモノを、焼きつくす。ヒトにも致命的な害を与える。どれくらい多くのヒトが火傷を負い、亡くなったであろう。
 しかし人類は、いったん手に入れたものは、手放すことはしなかった。

 すなわち、火の発見とその使用法の発明が、今の人類を作りあげたと言ってよい。いくらヒトが知能に優れていても、火という決定的な武器がなければ、今の我々はなかった。ヒトの進化は、極端に遅くなるからだ。マンモスには勝てたとしても、ネアンデルタール人のような、別人類に滅ぼされていたかもしれない。

 核や原発は、人類が20世紀に発見した火である。このエネルギーがなければ、70億にも増えた世界人類を養っていけない(小泉元首相がなんと言おうと、自然エネルギーでは原理的に不可能である)。原始時代と異なり、今や人類の敵は人類そのものである。
 今の日本が、恐怖に駆られて原発を廃止できたとしても、他の国は絶対、これらを手放さない。日本は、原発で強大になった国に、蹂躙されるだけである。

 現に隣の中国では、毎年10基も原発を作ろうとしている。その力を背景に、日本を飲み込もうとしているのを忘れてはならない。中国ほどではないが韓国やインド、東南アジアも同じである。

 私が恐れているのは、日本が20~30年後、チベットやウイグルのような国になってしまうことである。先の民主党政権の延長では、間違いなくそうなっていた。そうなれば最後の瞬間、日本人の遺伝子は残らない。
 
 世界中が、平等に仲良く生きることなど望んではいけない。無理な「希望」は、「絶望」を増幅させるだけである。

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