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戦争の原因(1月13日)

 医者が病気をつくり、弁護士が事件をつくるように、軍人がいるから戦争が起きる

 原田泰氏の「なぜ日本経済はうまくいかないのか」の中で、戦争の原因は軍人が作るものだという指摘があった。医者がいるから、病気が増える。弁護士が事件をつくる。戦争がなければ軍人はいらない。
 具体的に我が国は、明治維新後、日清、日露の戦争など、10年おきくらいに外国と戦争していた。そのたびに男爵、子爵、伯爵が増えた。これらの華族は、国家から数億円(現在価値で)の一時金と生活保障、名誉が与えられ、その恩恵は子孫に及ぶ。現在の天下りの比ではない。

 したがって、参戦できなかった第1次大戦を含めて、しばらく戦争がなく、清貧に甘んじていた軍人にとっては、第2次世界大戦は、絶好の機会だったであろう。というより、軍人の没落を避けるには、参戦以外の選択肢はなかったはずだ。満州事変から始まる日本軍の暴走も、これで説明できる。
 
 超大国アメリカが、しばしば戦争を起こすのも、軍の利権獲得である。アメリカはこれまでの戦争で、軍人とその関連産業以外、誰も得した人はいなかった。

 しかし軍隊は、無くすわけにはいかない。軍隊のない国が永続することはない。どの国にとっても、外国の軍隊よりは強く、国内政治には弱い軍隊を作ることができるかが、問題なのである。
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