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英語教育(1月3日)

 無理に英語を勉強すれば、とてつもなく大切なものが、失われてしまう

 小学校からの英語教育が、必須になるという。高校の英語教育は英語で行うようになり、大学の授業も英語で行う割合が増えていくそうだ。企業でも、楽天やユニクロでは、英語を公用語とし、英語のできない人は辞めているらしい。
 たしかに、英語はできないよりもできたほうがいい。

 それで私自身も昔、30代の5~6年間、ラジオの英語講座を聞いていたことがあった。毎朝1時間も聞いていたが、ただそれだけ。結局それで終わってしまった(目的がないのだから当たり前である)。いくらやっても、英語はできるようにならなかったし、使う機会もなかった。   
                   英語学者

 そして最大の後悔は、人生で最も脳力の充実していた30台の5~6年を、英語ごときに費やしてしまったことである。早朝、起きがけの1時間は、もっともアイデアが湧いてくる時間帯だ。ここで、いくつもの大きな発明の機会を、完全に逃してしまった(逃がした魚は大きいのだ)。

 また大学時代に、いくつか工学の教科を英語のテキストで教えられたことがあった。もちろん、ちんぷんかんぷんである(それで単位が取れるのが不思議なところであるが)。英語でなく、日本語のテキストだったら、多少は理解できていたであろう。
 すなわち、何かを得ようとすると、他の何か大切なものを捨てなければならないのである。

 一方、ろくに勉強もしなかった中国語でさえ、簡単な会話ならできるようになったことがある。50歳のころ、数か月北京滞在したときのことだ。その短い間、虎の巻1冊と、意識して中国語を使うようにしただけである。
 普通の企業人にとって、英語をはじめ外国語などは、必要になれば何とかなる。

 夏目漱石は、「日本人に英語力がつかないのは、国家として確立しているからだ」と喝破している。
 英語は、国や教育機関が、片肘張って教えるものではまったくない。必要性だけわかればいい。英語を強要すれば、国民一人ひとりにとって、とてつもなく大切なものが、失われることになる。

 もっとも、何もしないよりは、よほどましだけどね。
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