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靖国参拝報道(12月27日)

 よくぞここまで、国民目線を欠いた報道ができるのか。良識の欠如した報道機関に、日本は潰される

 昨日、安倍総理の靖国参拝を受けての、マスコミ報道とネットの姿勢の違いに、あらためてびっくりしている。

 まず、昨日来のネットに投稿された意見をみると、圧倒的多数が参拝を支持していた(ヤフーアンケートで82%)。むしろ、願っていたことがようやくかなえられた、という雰囲気で満ち溢れている。誇張でなく、ワールドカップサッカーで、日本が優勝したようであった。

 「日本国の首たる総理が、不戦の誓いの心で英霊に参拝して何の問題があるのか」、「日本人も、諸外国の顔色を窺うのはやめて、自国の主義主張はハッキリと示していくべき」、「先の大戦で前夫と兄を失った○○さん(88)は首相の靖国参拝を心から喜び、『総理大臣が参拝してくれましたよ』と、2人の遺影に報告した」。
 なかには、ほんとかどうかわからないが、「韓国がデフォルトする直前に手を切るとは、見事なやり方だ」と、総理の参拝戦略に感心した投稿もあった。
 さすがのマスコミも、この国民的盛り上がりには、逆らえないだろうと思っていた。

 ところが日本のマスコミは、そんなヤワではなかった。
 昨日からのTV報道を見ると、大部分が参拝を否定的にとらえていた。ネットの論調とは、まるで反対である。中国、韓国との関係悪化の懸念や、宗教上の理由である。なかには、靖国参拝をナチス励賛と同等視する、トンでも発言まで飛び出す始末であった。

 今朝の福井新聞(共同)でも、「外交戦略を欠いた独走」と解説。「識者」のコメントも、「中・韓との修復がより難しくなる」、「政府間外交が動くチャンスに水を差した」など、参拝に否定的な意見ばかり集め、いかにも首相の靖国参拝が「悪」であるかのように報道していた。

 よくぞここまで、国民目線を欠いた報道ができるのか、まったく不思議である。
 報道機関として、権力の監視役を果たそう、としているのかもしれない。また、「専門家」として、ポピュリズムに走りがちな国民を引き締める役割もあるだろう(そんな高尚な意思があるとは、とても思えないのだが)。

 だがどう見ても、報道によって騒ぎを起こそうとしている。その火付け役のほうが大きいのは、間違いない。
 たとえば今回の場合、
 「安倍総理大臣が靖国神社を参拝したことに対しては、中国や韓国政府が激しく反発するのは必至とみられます。」
 こんなことを、日本のメディアに書かれては、穏便に済まそうとしていた中国・韓国も、騒がざるを得ない。それぞれの国の報道機関も、まさか日本のメディア以下のことを主張することはできない。

 このようにして、日本内外で騒ぎを引き起こす。関連して、各国要人やメディアの発言があるたび、大々的に報道して騒ぎを大きくし、それがまた記事になる。こじれていけば、記事が拡大され、紙面が埋まる。

 マスコミにとっては、外交がうまくいかないほうがいいのである。「マッチポンプ」どころか、火をつけて煽り立てる「放火魔」である(阪神大震災で、報道ヘリの風が火災を拡大させたのと同じ)。大火事になるほど、記事が売れる。

 おかげでこの何十年、どれだけ国益を損なってきたことか。良識の欠如した日本の報道機関に、日本は潰されるのではないか。日本が潰れる前に、腐った報道機関を潰さなければならない。まともな人ならそう思うはずだ。
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