FC2ブログ
RSS

財政赤字で金持ちになる(12月22日)

 いくら国の借金が増えても、その分だけ国民が金持ちになる

≪政府は20日、2014年度予算案の全容を固めた。一般会計総額は13年度当初比3兆3000億円増の95兆9000億円で、当初予算では過去最大となる。高齢化で医療、年金などの社会保障関係費が初めて30兆円を突破。公共事業費に加え、安全保障を重視する安倍政権の姿勢を反映して防衛費も増えるなど、歳出膨張に歯止めがかからない。 12月20日共同より≫

 過去最高の予算案に伴い、新たな国債発行額41兆円になる。累積の財政赤字は、とっくに1000兆円を超えた。「財政赤字が増える」と、マスコミが大騒ぎする。
 しかし、ほんとに財政赤字は問題なのか。

 人口1億人の、A国とB国があったとしよう。どちらの国に住みたいか。

 A国:国の借金はゼロ。国民の預貯金もゼロ。
 B国:国の借金は1000兆円。国民一人あたり1000万円の預貯金がある。


 A国では、国民の面倒はすべて国が見る。その代わり、稼いだ金はほとんど税金で納める。スェーデンに近い。税金が高いので、食事は軽減税率適用の食品に限定される。グルメな飲食店は、閑古鳥が鳴く。外に出ると何かと税金がかかるため、フリーセックスだけが蔓延するという「素晴らしい」社会である。

 それでも私は、B国に住みたい。今の日本に近い。いくら国の借金があっても、自由に使える1000万円もの貯金があったほうが断然いいからである。

 「財政赤字が大きいと、個人の貯金があっても、引き出せなくなる。」という人がいる。そんなことはない。大きな買い物なら、単に口座から口座への移動にすぎない。だからお金は、使った瞬間、誰かの貯金になる。もともと日本国内に出回る現金は、50兆円ぐらいで変わらない。

 今回のように、日本政府が大盤振る舞いをすると、また金持ちが増え、預金残高が増える。そのうち国の借金2000兆円になると、国民一人2000万円の預貯金となる。国債金利にしても、受け取る人は国民である。
 国の財政赤字が問題となるのは、それが特定の利権集団に集中してしまうことだけである(財政上は問題ないが、怨嗟の対象となる)。


 もちろんそれらのお金は、国内で使うことが大前提だ。金にあかして、ラスベガスで100億円すってしまうというのは、論外である。

 ただ、心配なことがある。
 財務省が、12月9日に発表した10月の国際収支によると、モノの取引を示す貿易収支は、1兆919億円の赤字。海外とのモノやサービス、投資などの取引を示す経常収支は、1279億円の赤字だという。ついに、経常収支も赤字に転落した。これが続くと、国の財政赤字は持たない。
 
 したがって日本人は、もっと働いて、少なくとも経常収支をプラスにする必要がある。働かないで年金や生活保障を受け取ろうとする人は、絞り上げなければならない。そんな人が増えると、汗水たらしてモノやサービスを作ろうとする人たちがいなくなり、すべて外国に頼ることになってしまうからである。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :