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大阪から、鳥取、島根(12月18~20日)

 まず、足立美術館。
 この美術館は、横山大観を売りにしている。と言っても、大観の展示件数は20点ぐらい。この10倍以上の貯蔵品を、とっかえひっかえ展示する。小出しすることによって、リピーターを呼ぼうとしている。
 ただ美術館というのは、美術権威の象徴である。いいものかもしれないが、たいていの人にとってはつまらない。楽しむためには、それなりのリテラシーが必要である。
 私には展示の絵画より、日本一と言われる庭園のほうが、印象に残った。

 足立庭園 H25.12.18     境港駅前H25.12.18 ねずみ男H25.12.18

 つぎに、水木しげるロード。
 まちおこしの一つ、市街地活性化を考えた場合、いくつかの方向が考えられる。まず、土産物や飲食店などの集積。神戸や横浜の南京町、沖縄の国際通りが典型である。つぎに、ファッションに特化したまち。例えば金沢で、福井や富山から多くの買い物客を集めている。
 あるいは、テーマ性のあるまち並み。どんな地域でも歴史・文化はあるから、それを発掘・創造していく。まさしく、この妖怪の町である。500mほどの街路両側に、100体以上もの妖怪人形が、5~10メートルおきに並んでいる。「子供だまし」とはいえ、かなり手が込んでいる。子供は喜ぶであろう。(ごり押し設置の「慰安婦像」より、よほどいい)。
 しかし、少なくとも私は、また来たいとは思わない。「水木しげる」の「妖怪」が、この先普遍的なものになるかどうかも、微妙なところである。


 そして、出雲大社。
 古事記では、イザナギ、イザナミをはじめ、たくさんの神々が現れる。ここはその神々のなかで有名な、大国主神を祀っている。ただ、何代にも連なる話は複雑で、私はその関係がよくわかっていない。
 「国ゆずり」の話も不可解である。たぶんあの頃、朝鮮半島からの大規模な侵略戦争があった。その事件が、伝達ゲームのように伝わってきたに違いない。話は極端に美化される。旧日本軍の中国での話とは、まったく反対である。
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