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人を殺してはなぜいけないのか(12月3日)

「人を殺してはいけない」というのは、決して絶対の真理ではない

 人間は、平気で豚を殺して食う。同じように豚から見れば、人を殺すことなどどうでもいい。人も食料の一部である。人間が平気で豚を殺しているのに、人は殺していけないと言うのは、豚から見ればあまりにも理不尽である。

 人間以外の生物世界から見たら、「殺人は悪である」というルールと、「殺豚は悪である」というルールは何も違わない。イワシだろうとホウレンソウだろうと同じである。世の中に絶対正しいと言うルールなどない。人を殺してはいけないというのは、単なる人間同士の決め事に過ぎない。 
               ブタ イラスト
 だが、たとえ理不尽であろうとも、この決め事を守らなければ、多くの人が安心して暮らすことができない。人間社会が成り立たない。

 現代は人道主義思想のもとに、人権尊重、民主主義が、思想として定着している。この、人間至上の考え方の中では、人間様がもっとも厭なこと、恐れていることを避けたいのはあたりまえである。同じ人間として、それを責めるわけにはいかない。

 そこから、“人を殺すという、「殺される人にとって厭なこと」は、お互いにやめておきましょう”というルールが生まれてきた。厭なことといけないことを、同じことにしてしまったのだ。これは、人間同士にしか通用しない、他の生物を排除した「談合」である。

 そして、ルールができた以上は、守らなければならない。人を殺したら自分も殺される。それができないのなら、ルールのない国へ行くべきである。いまどきそんな国はないから、自分ひとりで世界と戦わなければならない。

 すなわち、「人を殺してはいけない」というのは、「決め事だから守らなければならない」だけなのである。

 私は、「絶対に、人を殺してはいけない」という人に、人間中心主義の傲慢さ、身勝手さを感じる。そんな人は、豚に殺されるだろう。
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