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岐阜・長野試食旅行(11月26日)

 昨日から、岐阜と長野にある地域産品加工施設の視察旅行で、先ほど帰宅した。

 最初に訪問したのは、小坂町にある淡水魚養殖漁業協同組合である。ここは、池面数55面に、飛騨の清流を引き込み、いわな・あまご・にじます・やまめを、卵から成魚になるまで養殖して、 手作りの甘露煮・開き干しに加工し販売している。また、養殖場の裏手の川原では、渓流釣り(あまご・にじます)を、一年中楽しめる。最盛期には、年間100万匹を出荷したと言うが、現在はその1/5になってしまった。

 その日は、下呂温泉の「冨岳」に一泊し、翌日飯田市にある肉屋2軒を訪問した。飯田市の市街地から、車で1時間余り。人口1700人遠山郷の、シカやイノシシの肉で有名な店である。この地域は、古くは林業で栄え、それが衰退するまでは、7000人もの人口があったという。

 まず、星野屋で2,500円の「熊鍋御前」をいただく。初めて食べる熊料理だ。味付けも歯ごたえも満足。ただ、熊は捕獲頭数のばらつきが大きく、いつでも食べられるわけではない。その代り、鹿は年間400頭近く解体しているそうだ。
 いま全国で鹿が増えすぎて、農作物や山を荒らす害が半端でない。そのため、各自治体では、補助金(1頭当たり、8000円~5万円)を出して駆除しようと試みている。1頭捕獲すると5万円も補助金がもらえるのなら、猟師も目の色が変わる。しかし、鹿は補助金の安い地域へ集団移動するらしく、思うように捕獲できないらしい。それに、シカ肉と言っても、ロースやもも肉以外は買い手がつかない。その他の部分は、脂身がなく食べる人がいない。そのため、1頭のうち販売できるのは、8キロぐらいしかないという。

 最後に訪問した鈴木屋は、別途紹介する。
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