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クジラを食べてはなぜいけないのか(11月10日)

 1頭のクジラを捕獲すれば、何百万という小動物の命を救い、何百人もの人の命を育んでくれる

 オーストラリアなど欧米諸国は、日本などの捕鯨国に対し、圧力を加える。
 欧米人にしてみれば、クジラやイルカは哺乳類のなかで、もっとも人に近い動物である。牛や豚は、家畜として人に食べられるために神が作った生き物だそうである。

 だが我々日本人は、なぜクジラを食べていけないのか、まったく理解できない。なぜ牛や豚は食ってもいいのか。なぜカンガルーならいいのか。
 イスラム教やヒンズー教の人たちは、牛や豚を食べることはできない。彼らから見れば、平気で牛や豚を食べる欧米人は、極悪非道の悪魔に他ならない。欧米人を糾弾すべきである。

 あまりそんな声が聞こえないのは、いかに欧米人が自らの価値観を他人にまで押し付ける自分勝手な民族か、ということである。徹底的に人種差別、動物差別が身についている。
................................... クジラ2 .............................. クジラ1

 その他にも、重要な視点がある。
 日本人は、人が生きているということは、他の命を奪うことと同じで、それだけで罪深いことだという認識を持つ。クジラだろうがイワシだろうが、まったく同じ命である。欧米人は、日本人の倍近くカロリー(=命)を摂取する。したがって、(クジラは食べなくても)、日本人以上に、他の命を食べて生きている。そんな欧米人に非難されるいわれはない。

 さらに日本には、「一寸の虫にも5分の魂」という言葉がある。大きさに関係なく、生き物はすべて平等である。人間でいえば、体重1㎏にも満たない赤ん坊も、体重300㎏の小錦も、同じ命である(むしろ赤ん坊の命のほうが大切かも)。
 こうなごやシラスなどの小魚を考えてみよう。いくら小さくとも、小魚1匹は一つの命である。同じ生き物、同じ一つの命として、巨大なクジラ1頭にも匹敵するはずだ。それを私たちは、一口で何百匹も食べる。たらこやすじこなら、一口何万もの命である。一度の食事で、何千・何万という命を奪うことになるのである。なんと罪深い。

 それに対し、いくら大食漢でも一人で、クジラ1頭はとても食べられない。つまり1頭のクジラは、何百・何千もの人の命を育んでくれる。しかもクジラは、その大きさになるまでに、無数の小魚の命を奪ってきた。人と同じ、いやそれ以上に罪深い生き物である。
 人がクジラを食べるということは、人が生きるに必要な他の生命を、最小限にしか奪わなくて済む。
 したがってクジラは、人間の罪深さを減じてくれる、理想的な食べ物なのである。決して神聖な動物ではない。命は平等である。

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