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「鶴の恩返し」の教え(10月27日)

 無理やり人の過去の過ちやアラをほじくり返さないことによって、円満な付き合いができる

 「鶴の恩返し」という昔話がある。老夫婦のところに来た美しい娘に、「見るな」と言われながら、機を織っているところを見てしまった物語である。娘は、自分が鶴であることを知られたために、老夫婦のもとを去って行ってしまった。
 同じような物語で「夕鶴」、あるいは、古事記でイザナキとイザナミの伝説もある。
 これらは、古今東西に広く見られる「見るなのタブー」をもとにした物語である

 では、これらの物語は、何を教訓としているのだろうか。橋本雅之氏は、その著書「日本人の原罪」のなかで、次のように述べている。

 ≪・・・これらの神話や昔話が語っているのは、人間が自らの異類性を棚上げにして生きることの知恵、深刻な問題を掘り下げずに表層の安定を継続する知恵なのである。・・・≫

 つまり、無理やり人の過去の過ちやアラをほじくり返さないことによって、円満な人付き合いができるということである。何でも真実を知ればいいということではない。知らないことがいいことは、山ほどある。

 マスコミがよく言う「知る権利」など、そんなに大切なものではないことがわかる。
 そして今の中国や韓国が、歴史問題で日本に対しやっていることは、戦争を仕掛けているのとまったく同じである。
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