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グローバルスタンダード(10月13日)

 工業社会において成功を収めた日本が停滞しているのは、世界のスタンダードと言われるものが変えられてしまったからである。 

 いわゆるグローバルスタンダードなるものは、世界標準でもなんでもない。アメリカを中心とする欧米諸国がその政治力(もちろん背景には軍事力)で、自らの得意とする分野に次々と新しい土俵を設定している。それが現実で、その典型がTPPである。

 情報、自由競争、知的所有権、そこから派生している、金融、IT、特許戦略、これらは今欧米人が得意としている分野である。民主主義、人権などはもう完全に定着している。  
 確かにこれらは響きのよい、流行の言葉である。反発するのがはばかられるほど、社会に侵食している。もう、この流れに逆らうことは出来ない。

 日本には独創的なアイデアがないと言うことではない。そんなものは山ほどある。
 また、キャッチアップの時代は終わったと言われているが、とんでもない。キャッチアップは、永遠に続く。新たな土俵が設定され、目標ができてキャッチアップできたとしても、また新しい土俵ができてしまうということである。

 法の精神を無視した、魔女狩りのような、アメリカにおける外国企業たたきは壮絶である。進出した企業が言いがかりとしかいいようのない訴訟に負けて、巨額の賠償金を取られたのは、氷山の一角にしかすぎない。
 さらに日本企業から戦時中の賠償金をふんだくろうと試みている。最近では、その尻馬に乗った中国・韓国が勢いづいている。
 日本が自ら新しいルールを設定するだけの力(政治、軍事力)を持たない限り永遠にキャッチアップから逃れることはできない。

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