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はだしのゲン騒動(8月22日)

「確信犯」は、いいところは隠し、冤罪を次々でっち上げて、日本を犯罪国家にしようとしている

 広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」について、松江市教委が「描写が過激」として小中学校に貸し出し禁止を要請したことが、大きな波紋を呼んでいる。ほとんどは、抗議や苦情である。子供の知る権利の侵害だ、という批判が相次いでいる。

 市教委がこのような判断をしたのは、昨年ある市民から「誤った歴史認識を子供に植え付ける」と学校の図書室から撤去を求める陳情があったからだ。市議会は陳情を不採択にしたが、独自に検討した市教委は「旧日本軍がアジアの人々の首を切るなど過激なシーンがある」として小中学生が自由に持ち出して読むのは適切ではないと判断した。

 しかしこの本が、日本中で発禁・焚書処分となったのならまだしも、ほんの一地方の、しかも小学校の図書館での貸出禁止でしかない。さらに、単なる一教育委員会の判断である。その反応としては、不自然に大きすぎる。
 よく考えれば、貸出し禁止は、松江市教育委員会の英断である。「決められない」市議会に業を煮やして、独自に判断したことで、そのことは尊重すべきである。史実ならともかく、残虐だけを目的とした描写を、わざわざ学校が子供に見せたら、父兄は納得しない。もし私の孫がそんなものを借りてきたら、燃やすか隠してしまう。

 当然、何も知らない人(私も最初そうだった)は、「表現の自由」を侵害したと思うだろう。それに便乗した「確信犯」は、ここぞとばかり責め立てる。いつものやり方である。
 これら表現の自由を標榜する人たちは、つくる会の教科書採択のときの強固な反対運動に対して、なぜ声をあげなかったのであろうか。「確信犯」は、日本のいいことは隠し、冤罪を次々でっち上げて、日本を犯罪国家にしようとしているからである。

 間違いなく言えるのは、この「事件」をきっかけに、「はだしのゲン」の読者が、飛躍的に増えることである。

(追)やっぱり
 翌、23日に「はだしのゲン、売れ行き3倍に」というデジタル報道があった。もしかしたら、このばかばかしい騒ぎは、出版社が仕掛けたものかもしれない。
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