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テスラ社の失敗

 日本がどん底に落ち込んだ大きな要因は、社会が失敗を許さない姿勢にある

 先月17日、運転席が無人だったと思われるテスラ車が事故を起こし、乗っていた2人が車の中で死亡した。事故を起こしたのは2019年式「モデルS」である。死亡したうち1人が助手席で、もう1人は後部座席で発見された。高速での走行中にカーブを曲がり切れず、木に激突・炎上したらしい。
 本来、運転者がいないと動かない「オートパイロット」(半自動運転機能)を、何らかの方法で動かしていた可能性が高いとされている。

 いまのところ、テスラ社のイーロンマスクCEOのコメントは聞いていない。「オートパイロット」が作動していなかった可能性もある。
 この事故の前マスク氏は、自動運転中のテスラ車が事故に遭う確率は、普通運転の車の10%に近づいているとツイートしていた。
 日本でこんな事故があれば、メーカーはただでは済まない。

               事故② H31.3.18

 しかし、イーロンマスク氏なら、このような事故は織り込み済みだったに違いない。
 テスラ社はこの事故を分析し、こんどはより安全な自動運転車ができる。
 そもそもカリフォルニアでは、自動運転者が1000台以上走っている。その安全性は人間以上である。2019年に州当局が発表したところでは、110台が230万キロ走って、人が介入した回数は110回しかなかったという。じつに、1台2万キロに1回である。地球半周分で、私自身の4年間の走行距離を超える。
 これなら、並の運転手よりよほど安全である。

 どのようなことも、実際行動すれば、失敗はつきものである。まして、最先端の技術を駆使するものなら、失敗しないほうがおかしい。件の無人運転車も、市場に投入するまでには、無数の失敗を繰り返したはずである。
 テスラ社だけではない。中国も同じ姿勢である。

               自転車事故賠償金 R2.2.21

 もし、日本でこのような事故が発生したら、10年は路上運転が禁止されるに違いない。実際もんじゅが、配管破断や投入事故で、それぞれ10年以上もストップした。福島の原発事故では、それこそ世の中が終わったような騒ぎとなった。
 こんなことでは、世界の技術進歩に、日本が太刀打ちできるはずがない。


 いまでは国民の多くがコロナ脳に罹り、あろうことか、中国の手先となってオリンピックの中止を叫んでいる。
 日本が、先進国クラブで、どん底に落ち込んだ大きな要因は、このゼロリスクを求める、失敗に対する姿勢にあることは間違いない。
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