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IOT時代の経済覇権

 言語に代わる共通の価値観を作り上げられるかどうかで日本企業の未来は決まる

 IT企業は大きく2つの業態がある。一つはアメリカのGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に代表されるような、プラットホームを提供する形態。もう一つは日本のNECや、中小のITベンダーが行っている企業専用のソフトを提供する形態である。

 もちろん、前者のほうがはるかに巨大規模である。全世界の人々を対象にインフラを提供し、広く浅く課金するからだ。ユーザー一人あたりの金額は少なくても、なにしろ数億人を相手にするのである。

 その決定的な要因として、言語圏の強みが挙げられる。
 アメリカのGAFA、中国のBAT(バイドウ、アリババ、テンセント)は、それぞれ英語圏、中国圏という、15~20億人もの広大な共通言語市場を持っている。

               図1 地球の中の胎動

 かって、ジャパンアズナンバーワンと言われた時代、1億人の日本市場でも世界に伍していけた。言葉は通じなくても、品質の良さが共通の価値観となっていた。世界を一体化させる、ネット環境がなかったからである。今のネット巨大企業は、言語圏の大きさで市場は決まる。
 わが国では、ものづくりが衰退したうえ日本語に特化しているため、ネットを活用したグローバル支配は難しい。

 英語圏は、かって7つの海を支配したイギリスが世界に広めた。新興勢力であるアメリカが、武力でそれを定着させた。いまや多くの国では、英語が第2標準語にまでなっている。中国は、チベットやウィグルなど近隣の地域に侵略し、強制的に言語教育を行っている。

 それと同じことを、日本ができるかどうか。少なくとも、中国並みの武力と拡大意欲を見せることが必要である。武力と経済力は一体である。言語に代わるコミュニュケーション手段、共通の価値観を作り上げられるかどうかで、日本企業の未来は決まる。それができなければ、日本語を広めるための武力闘争である。力の支配を、日本ができるかどうか。

 だが、いっとき朝鮮や台湾を足掛かりに「大東亜共栄圏」をつくろうとした日本は、いまや見る影もない。
 残念ながら日本人は、2番手以下で生きる遺伝子しか持っていないのである。
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