トップの姿勢と支持率
国民がパニックになりそうな時、トップは支持率を無視し、泰然自若としていればいい
「鋭さを面にあらわして」文句ばかり言う専門家は、毒饅頭をばらまいているだけ
70%あった菅内閣の支持率が、40%前後まで下がってきた。はじめは決断よくやっていても、数か月すればボロがでる。トリチウム水放出が腰砕けになり、GOTOトラベル実施のタイミング、多人数でのステーキ会食など、やたら重箱の隅をつつかれ始めた。なにやら、TV出演時に発した冗談も評判が悪い。
だがいまは、支持率の低下など、気にかけてはいけない。
すなわち年末にかけ、コロナ陽性者の急増で、国民全体がパニックになっている。
日本中がマスコミに煽られ、平静さを失っているとき、トップはどうするか。
ニューヨークの市長やドイツのメルケル首相のように、言葉巧みに演説するトップは、絶賛される。或いは北海道知事にように、「コロナ対応で忙しく、会食どころではない」と、自らジタバタ動き回る首長ほど評価が高い。口車のうまい人が長時間立ち回れば、いずれも支持率は確保できる。

だが、それではまずいのではないか。
もともとマスコミや野党は、自民党政権のやることについては、(パブロフの犬のごとく)条件反射的に批判する。それに合わせて、支持率も変化する。
こんなものに一喜一憂していたら、まともな政治はできない。
ここでトップが、言葉巧みな演説で人々を鼓舞させることは、あたふたするよりもっと危険である。歴史的にドイツ首相の演説は、身振りを加え理路整然として、聴く人の心を動かす。ドイツ人は乗せられやすいから、必ずよからぬ方に行く。ヒトラーの独裁政治である。また中国は、コロナ感染を利用して、全体主義を強固に確立させた。
日本では、自民党の歴代総理は口下手である。強権・パワハラ政治もやりにくい。それを広報担当がカバーする。わかりやすく説明するのはマスコミの役割であるが、いずれもそんな度量がないからぎくしゃくする。
ではどうすればいいのか。
国民がパニックになりそうな時、トップは泰然自若としていればいい。
ほんもののトップなら、どっしりと構えるであろう。国民と一緒に狼狽していたら、パニックがパニックを呼び、収拾がつかなくなる。下手すると内乱がはじまる。国民の多くが我を無くしていても、トップが落ち着いていれば、必ず周囲からまともな提案が出てくる。
(日本の総理は、烏合の世論を気にしすぎる。幸い日本には、どんなときも落ち着いて国民の安寧を願う、万世1系の天皇がおられるから救われる。)
司馬遼太郎氏の小説の中に「鋭さを面にあらわしている人物は二流だ。一流の人物というのは、少々バカに見える」とある。その具体例で西郷隆盛の従兄弟である大山巌の逸話を、足利市長のブログは、わかりやすく紹介していた。
それを見抜けるかどうかが、われわれ国民の才量なのである(本物のバカも多い)。

そもそも、日本の新型コロナ禍は、マスコミが作り出した狂乱である。台湾のような熱帯地方や、なぜか超過死亡者数の多い韓国を除き、日本はどこの国よりうまくやっている。いったいこれ以上、だれが何をできるというのであろうか。
「鋭さを面にあらわして」文句ばかり言う専門家やコメンテーターは、二流どころか、国民に毒饅頭をばらまく奸物としか思えない。
「鋭さを面にあらわして」文句ばかり言う専門家は、毒饅頭をばらまいているだけ
70%あった菅内閣の支持率が、40%前後まで下がってきた。はじめは決断よくやっていても、数か月すればボロがでる。トリチウム水放出が腰砕けになり、GOTOトラベル実施のタイミング、多人数でのステーキ会食など、やたら重箱の隅をつつかれ始めた。なにやら、TV出演時に発した冗談も評判が悪い。
だがいまは、支持率の低下など、気にかけてはいけない。
すなわち年末にかけ、コロナ陽性者の急増で、国民全体がパニックになっている。
日本中がマスコミに煽られ、平静さを失っているとき、トップはどうするか。
ニューヨークの市長やドイツのメルケル首相のように、言葉巧みに演説するトップは、絶賛される。或いは北海道知事にように、「コロナ対応で忙しく、会食どころではない」と、自らジタバタ動き回る首長ほど評価が高い。口車のうまい人が長時間立ち回れば、いずれも支持率は確保できる。

だが、それではまずいのではないか。
もともとマスコミや野党は、自民党政権のやることについては、(パブロフの犬のごとく)条件反射的に批判する。それに合わせて、支持率も変化する。
こんなものに一喜一憂していたら、まともな政治はできない。
ここでトップが、言葉巧みな演説で人々を鼓舞させることは、あたふたするよりもっと危険である。歴史的にドイツ首相の演説は、身振りを加え理路整然として、聴く人の心を動かす。ドイツ人は乗せられやすいから、必ずよからぬ方に行く。ヒトラーの独裁政治である。また中国は、コロナ感染を利用して、全体主義を強固に確立させた。
日本では、自民党の歴代総理は口下手である。強権・パワハラ政治もやりにくい。それを広報担当がカバーする。わかりやすく説明するのはマスコミの役割であるが、いずれもそんな度量がないからぎくしゃくする。
ではどうすればいいのか。
国民がパニックになりそうな時、トップは泰然自若としていればいい。
ほんもののトップなら、どっしりと構えるであろう。国民と一緒に狼狽していたら、パニックがパニックを呼び、収拾がつかなくなる。下手すると内乱がはじまる。国民の多くが我を無くしていても、トップが落ち着いていれば、必ず周囲からまともな提案が出てくる。
(日本の総理は、烏合の世論を気にしすぎる。幸い日本には、どんなときも落ち着いて国民の安寧を願う、万世1系の天皇がおられるから救われる。)
司馬遼太郎氏の小説の中に「鋭さを面にあらわしている人物は二流だ。一流の人物というのは、少々バカに見える」とある。その具体例で西郷隆盛の従兄弟である大山巌の逸話を、足利市長のブログは、わかりやすく紹介していた。
それを見抜けるかどうかが、われわれ国民の才量なのである(本物のバカも多い)。

そもそも、日本の新型コロナ禍は、マスコミが作り出した狂乱である。台湾のような熱帯地方や、なぜか超過死亡者数の多い韓国を除き、日本はどこの国よりうまくやっている。いったいこれ以上、だれが何をできるというのであろうか。
「鋭さを面にあらわして」文句ばかり言う専門家やコメンテーターは、二流どころか、国民に毒饅頭をばらまく奸物としか思えない。
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