FC2ブログ
RSS

エネルギーセミナー(令和2年2回目)

 福井県民はアメリカ以上のCO2を排出することで幸福度を高めようとしてきた

 10日のZOOMによるセミナーは、前半が竹内純子氏の「再エネ大量導入に向けた課題と展望」。後半は石川和男氏の「今後の我が国のエネルギー政策と進むべき道」であった。
 エネルギーセミナーは数年前から定期的に開催され、竹内純子氏を中心として、最新のエネルギー事情を優しく解説している。多方面の客観的な知識が得られるため、継続参加してきた。

 今回は石川氏がゲスト講師なので、インパクトがあった(原発アレルギーに罹っていない)。
 石川氏が強調していたのは、
①FIT(再エネ固定価格買取)による賦課金の国民負担は、もう消費税率1%を超える
②世界の石炭火力発電の割合は、総発電量が50年まえの4倍になっても38%と変わらず、一気に減るとは思えない。また日本は世界の3%でしかない
③世界の原発設備容量と発電量は、一旦減少したあと3.11前以上に回復している
  などであった。
 その他発電コストの考え方についても、私と同じであった。

               物質フロー2000~2015年

 また今回、福井県民のエネルギー実態の資料をみて、驚いたことがある。
 1人当たりCO2排出量において、福井県民は2.83tと全国平均1.61tの1.8倍にもなる。これは異常である。人口密度が低くスペース効率が悪いためと、一人当たりの各種施設が多いためだと思われる。また、人口当たり乗用車保有率が、日本一ということが大きい。

 そしてこれは、毎年福井県が幸福度日本1に選出されていることと大いに関係するのではないか。幸福度の基準として、一人当たり図書館などの施設やサービスが、重要項目として挙げられているなら、エネルギーの消費量は、幸福度に比例する。


 このことは福井に限らず、日本や世界の各地域も同じ傾向と思われる。
 一人当たりCO2が一番多いのがアメリカで、日本の1.6倍である。つまり福井県の家庭は、ざっとアメリカと同じかそれ以上に、CO2を排出している(単純比較ではないが)。
 アメリカ社会は、エネルギーを浪費することで、幸福度を高めようとしてきた。日本の片田舎である福井が、アメリカと同じであるわけにはいかない。
 何とかするといっても、省エネ、再エネなどありきたりでは人類・社会に貢献しない。バカの一つ覚えである。

 ではどうしたらいいか。
 地場産業として、独自の原発を推進する。海上原発など、真剣に検討したい。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :

プロフィール

  佐治 眞悟

Author:  佐治 眞悟
本音を言えない人たちに代わって
     酔狂じじいが吠えている
           妄言ブログです
  
ブレーンストーミングなので、
    批判厳禁、ただ乗り大歓迎です 
「拍手」いただければ、励みになります

地元中小・零細企業の応援
         経営コンサルタント             

最新記事

カテゴリ

ホーム1 当ブログの紹介  (1)
ホーム2 当事務所の事業紹介 (1)
*政治・経済* (1064)
 原発、エネルギー (149)
 歴史認識、軍事、外交 (272)
 経済、貿易、財政、税制 (131)
 憲法、法律、選挙、裁判 (96)
 政治家、政策、政局 (244)
 インフラ、防災、環境、人口 (126)
 食糧、農林漁業 (46)
*社会・哲学* (1073)
 社会一般 (171)
 高齢化、医療、死生観 (266)
 格差、差別、弱者、女性 (99)
 時事、事件 (75)
 マスコミ、広報、ネット (56)
 文化、スポーツ、演劇 (89)
 教育、学問、科学、宗教 (50)
 生物、進化論 (26)
 山行、県外旅行 (113)
 地域、町内、祭、イベント (128)
*経営* (518)
 中小企業施策 (77)
 経営革新、戦略、手法 (97)
 知財、著作権、情報 (11)
 リスク (36)
 再生、倒産、資金繰り (9)
 マーケティング (40)
 ものづくり (67)
 人づくり (59)
 商品、固有技術 (76)
 個別 事例 (46)
*画像と俳句・川柳・詩* (182)
 山の景観 (51)
 山の花、里の花(桜) (61)
 旅行、温泉 (48)
 スポーツ(運動会)、祭り (19)
 その他 (3)
*アーカイブ* (3)
 平成25年1月(1~31日) (1)
 平成25年2月(1~28日) (1)
 平成25年3月(1~31日) (1)
*ブログ主の個人情報* (54)

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR