自民党総裁
これからもマスコミと野党は、エネルギーのすべてを総理の粗探しに遣うのであろうか
自民党の総裁選が行われ、次期総理・総裁が菅氏に決まった。下馬評通りである。
この1週間、なんどか総裁候補3名の討論会を聴いた。普天間や福島汚染水の問題など、3者3様で言葉を濁していた中で、もっとも具体性があったのは菅氏であった。
石破氏は、論説はうまいが、結局何をしたいのかよくわからない。(憲法改正のように)正論でも、話を大きくして有耶無耶にしてしまう。イメージだけで選ぶと、石破氏が選ばれたであろう。(顔はともかく)ナンバーワンホストか結婚詐欺師にはなれる。岸田氏は、石破氏ほど話の組み立てが上手くない。

しかし菅氏のように、具体性のあるリーダーほど、攻撃の対象になりやすい。
安倍総理が退陣表明して政府支持率が上昇し、沈静化していたサヨクマスコミにとって、格好の標的ができた。
さっそくTBS(報道1930)では、菅氏の生い立ちや、官僚に対する態度にいちゃもんをつけていた。
たとえば菅氏は、高卒後に秋田の農家から東京に就職し市議に転職、地盤・看板のないことを総裁選の売りにしていた。だが秋田の実家は決して貧農ではなかったこと、市議といっても国会議員秘書からの転身で、後ろ盾があったことを「暴露」した。
また官房長官時代に、ふるさと納税の欠陥を指摘した総務官僚を、自治大学長に「左遷」(栄転のような気もするが)したことも指摘していた。
今後は、この手の「事実」がつぎつぎ掘り起こされるであろう。
番組ではゲストの小川淳也議員(立民党)が、菅氏のやり方は怪しからんとTBSに同調し、菅氏を擁護する橋下氏と論争をくり広げていた。私は、2件の例はいずれも考え方の相違にすぎないと思う。前者は経歴詐称とはいえないし、後者においても官僚と摩擦が起こるのは、それだけ仕事していたからである。
これからもマスコミと野党は、こんな粗探しにエネルギーのすべてを遣うのであろうか。
勘弁していただきたい。
それに、小川淳也氏のごとく清廉潔白な大人は、日本には一人もいない。政治家がお釈迦様では、われわれは息が詰まる。全てものごとはほどほどがいい。
自民党の総裁選が行われ、次期総理・総裁が菅氏に決まった。下馬評通りである。
この1週間、なんどか総裁候補3名の討論会を聴いた。普天間や福島汚染水の問題など、3者3様で言葉を濁していた中で、もっとも具体性があったのは菅氏であった。
石破氏は、論説はうまいが、結局何をしたいのかよくわからない。(憲法改正のように)正論でも、話を大きくして有耶無耶にしてしまう。イメージだけで選ぶと、石破氏が選ばれたであろう。(顔はともかく)ナンバーワンホストか結婚詐欺師にはなれる。岸田氏は、石破氏ほど話の組み立てが上手くない。

しかし菅氏のように、具体性のあるリーダーほど、攻撃の対象になりやすい。
安倍総理が退陣表明して政府支持率が上昇し、沈静化していたサヨクマスコミにとって、格好の標的ができた。
さっそくTBS(報道1930)では、菅氏の生い立ちや、官僚に対する態度にいちゃもんをつけていた。
たとえば菅氏は、高卒後に秋田の農家から東京に就職し市議に転職、地盤・看板のないことを総裁選の売りにしていた。だが秋田の実家は決して貧農ではなかったこと、市議といっても国会議員秘書からの転身で、後ろ盾があったことを「暴露」した。
また官房長官時代に、ふるさと納税の欠陥を指摘した総務官僚を、自治大学長に「左遷」(栄転のような気もするが)したことも指摘していた。
今後は、この手の「事実」がつぎつぎ掘り起こされるであろう。
番組ではゲストの小川淳也議員(立民党)が、菅氏のやり方は怪しからんとTBSに同調し、菅氏を擁護する橋下氏と論争をくり広げていた。私は、2件の例はいずれも考え方の相違にすぎないと思う。前者は経歴詐称とはいえないし、後者においても官僚と摩擦が起こるのは、それだけ仕事していたからである。
これからもマスコミと野党は、こんな粗探しにエネルギーのすべてを遣うのであろうか。
勘弁していただきたい。
それに、小川淳也氏のごとく清廉潔白な大人は、日本には一人もいない。政治家がお釈迦様では、われわれは息が詰まる。全てものごとはほどほどがいい。
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