FC2ブログ
RSS

重油流出でデモ

 越前海岸重油流出がいま起こったら、日本人はモーリシャス国民と同じ行動をとる

 モーリシャス沖で発生した日本貨物船の重油流出事故をめぐり、29日に首都ポートルイスで大規模デモが行われたという。市民は、政府の対応の遅さが被害を拡大したと批判し、ジャグナット首相や閣僚の辞職を要求した。数万人が参加したと報じられている。

 一方で23年前の1月、日本海でナホトカ号の重油3000トン(今回の3倍)が流出し、越前海岸が無残な姿になったことがあった。自衛隊や海上保安庁、地元や全国から延べ30万人ものボランティアが出動し、人海戦術での除去に当たった。入り組んだ岩場のため、機械での作業はできない。

 厳寒期の日本海で、過労のためボランティア5名が亡くなるという過酷な作業であった。日本人のひたむきな性質がよく表れていた。
 この事例と比較して、モーリシャス国民は日本人と違うと思うかもしれない。

                越前海岸波高し H29.12.28

 だが、いま同じことが日本で起こったらどうか。
 日本人は23年前と同じ行動をとるだろうか。
 いまの甘やかされた日本国民は、モーリシャス国民と同じ行動をとるに違いない。今年のコロナ対応における人々の身勝手な言動を見ればわかる。現に、自ら除去作業をする気もないくせに、やたらと日本政府の対応をつつきまわる人がいる。

 寂しいがこれからは、現実的な方法をとるしかない。
 モーリシャス重油流出事故に対して日本は、マングローブの根に付着した重油を、吸着シートで1本ずつ拭き取る除去方法を提案しているという。政府は必要な資材を積極的に提供し、実際の作業はモーリシャスの委託を受けた企業が行う。これでかなりのお金が動く。人はお金がないと動かなくなってしまった。

 岩にこびりついた重油は完全に取り去ることはできない。越前海岸のとき、一通り除去作業が終わっても、岩場は真っ黒に変色し、国定公園である越前海岸の景観は台無しであった。

 それでも、微生物の力はすごい。数年後には、ほぼ元通りに回復していたのには吃驚した。人間と異なり、無償で働いてくれる。圧倒的多数のウィルスや細菌は、生物界にはなくてはならない存在である。
 むしろ地球にとって、人間などいないほうがいいのである。
スポンサーサイト



トラックバック
トラックバック送信先 :

プロフィール

  佐治 眞悟

Author:  佐治 眞悟
臨界都市の福井に住む
 酔狂じじいがしつこく吠える
         妄言ブログです
  
ブレーンストーミングなので、
    批判厳禁、ただ乗り大歓迎です 
「拍手」いただければ、励みになります

地元中小・零細企業の応援
         経営コンサルタント             

最新記事

カテゴリ

ホーム1 当ブログの紹介  (1)
ホーム2 当事務所の事業紹介 (1)
*政治・経済* (1034)
 原発、エネルギー (141)
 歴史認識、軍事、外交 (268)
 経済、貿易、財政、税制 (126)
 憲法、法律、選挙、裁判 (95)
 政治家、政策、政局 (239)
 インフラ、防災、環境、人口 (119)
 食糧、農林漁業 (46)
*社会・哲学* (1040)
 社会一般 (160)
 高齢化、医療、死生観 (254)
 格差、差別、弱者、女性 (97)
 時事、事件 (75)
 マスコミ、広報、ネット (55)
 文化、スポーツ、演劇 (87)
 教育、学問、科学、宗教 (47)
 生物、進化論 (26)
 山行、県外旅行 (111)
 地域、町内、祭、イベント (128)
*経営* (507)
 中小企業施策 (74)
 経営革新、戦略、手法 (95)
 知財、著作権、情報 (11)
 リスク (35)
 再生、倒産、資金繰り (9)
 マーケティング (40)
 ものづくり (64)
 人づくり (59)
 商品、固有技術 (74)
 個別 事例 (46)
*画像と俳句・川柳・詩* (182)
 山の景観 (51)
 山の花、里の花(桜) (61)
 旅行、温泉 (48)
 スポーツ(運動会)、祭り (19)
 その他 (3)
*アーカイブ* (3)
 平成25年1月(1~31日) (1)
 平成25年2月(1~28日) (1)
 平成25年3月(1~31日) (1)
*ブログ主の個人情報* (53)

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR