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農業で稼ぐ(8月17日)

 できたものを売るより、そのプロセスを楽しんでもらうビジネスである

 浅川芳祐氏と飯田泰之氏の共著「農業で稼ぐ経済学」のなかで、「貸農園ビジネス」に言及したところがある。これは、有望なビジネスとなると思った。

 ビジネスモデルとして考える。たとえば1反(10a)を20区画に分けて1区画(10m×5m)5万円/年で貸すと、100万円の売り上げとなる。1ヘクタールなら、1000万円だ。経営者は農業の先生となる。数年たてば、生徒であるユーザーは自立してくれる。
 普通のコメ農家は、1反10万円の売り上げで利益はせいぜい2~3万円。大半は赤字である。

 このビジネスで、1ヘクタール1000万円稼ごうと思ったら、生徒を述べ200人集める必要がある。一人で2~3区画借りる人もいるため、実際は100人前後であろう。一気に100人を教えるのは難しいが、毎年20人ずつなら何とかなる。
 そうすると、事業を始めてから5年程度で売り上げ1000万円に達し、軌道に乗る。同時に、プレゼンテーションやコーチングの技術を覚え、実戦で磨いていく。そうなれば、5年後から、さらに毎年20人以上のユーザーと土地を確保し、200万円づつ売り上げを伸ばしていくことができる。スタッフを養成すれば、左団扇となる。
 さらに、農機具や種苗、肥料、農薬などの販売でも利益を上げることができる。知名度が高まれば、農業ビジネスの講演会も開ける。

 これまでも、農業以外たとえば工芸品、工業製品(陶芸、紙漉きなど)でも、同じようなことが行われてきた。しかしこれらが、ビジネスとして成功した話は、あまり聞かない。これらと異なるのは、農業の場合、ユーザーにとって、①土地の保有、②ある程度の出資(5万円/年)、③中長期にわたること、④できたものが確実に自家消費できること、などのメリットがある。

 もし自分に、農地と農業技術があれば、今からでも始めたい。高齢者の起業として、最適ではないか。

 関連記事 
 http://abegorou.blog.fc2.com/blog-entry-257.html

 ただ、農地を不特定多数に貸与する場合、ややこしい規制が立ちはだかっている。そこにまた、行政書士にとってのビジネスチャンスが生まれるはずだ。
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