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GoToキャンペーンへ期待

 ただお金を配るだけでは、くれくれ集団の働かない人を増やしインフレを招く

 新型コロナ収束後の需要喚起策に、GoToキャンペーンが検討されている。この政策の対象者は、旅行や飲食の利用客、コンサートやイベントのチケット購入者、商店街の行事や販売促進などである。かれらに、チケットクーポンやポイントを付与したり、補助金を支給する。

 これがまた、例によって批判を浴びている。もっとも批判しているのは、条件反射的に反対する野党とマスコミである。スピード重視と言いながら、足を引っ張るのに余念がない。

 批判の内容は、およそ次の3つ。
①命を守るウィルス対策費に遣え(優先順位が違う)、
②直接事業者や生活者の補償に充てろ、
③1兆7000億円のうち、事務委託費が3000億円と巨額である。

                最後の大宴会

 しかし、仕事をするための景気対策に巨額のお金を遣うのは、悪いことではない。事務処理費用3000億円も、仕事がない企業や人に仕事を与えるなら、立派な景気対策である。旅行や飲食だけが景気対策ではない。

 ユニセフや赤十字のように、継続的に事業を行っている組織でも、事業費の2割以上が「事務経費」とやらに消えている。したがって、こまごまと多岐にわたる1.7兆円の事業で3000億円なら、むしろ効率的ではないか。もっとうまくできるなら、やってみればいい。事業を精査して公平に配分し、事後調査までやれば、それなりの経費がかかる。役所が直接管理する支援事業など、よくみると事務経費(役人人件費)の方が高いくらいである。

 さらに、資金繰りに困っている多くの事業者は、このままでは立ち行かない。コロナ騒動が一段落したとき、確実に売上の上がる施策ができるとわかれば、首をくくらなくて済む。その場合、業界の商品やサービスに絞った商品券の発行は救世主になる。

 したがって、いまの「GoToキャンペーン」の予算と内容だけでは、まだまだ不足である。少なくとも、この10倍の予算で、不況業種に活を入れ仕事を増やす。持続化給付金や一律10万円のように、ただお金を配るだけではダメだ。日本は口をあけて待っているだけの、くれくれ集団民族になる。働かない人を増やし、インフレを招くだけである。
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