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コロナ後の接客飲食業

 こんどのような激変期には、できるだけたくさんの奇想天外な発想が欲しい

 新型コロナ感染への対応が日常になった社会では、これまでの接客を伴う飲食店はどう変わるのか。もちろん、従来と全く同じやり方を続けるわけにはいかない。できるだけ濃厚接触を避け、飛沫が飛ばないような工夫を備える。

 たとえば、目の前にずらりと大皿が並んでいるカウンター形式の1品料理屋がある。蓋がないので、埃をかぶる。その日つくったものでも、カウンターを挟んで、会話や料理のやり取りすれば、たちまち飛沫や異物を浴びる。だれか咳やくしゃみをしたら、その飛沫や飛沫核の何割かが、大皿の上に降りかかる。
 セルフサービスでのパン屋、バイキング形式の飲食店も同じである。これまでも神経質な人は、そのようなお店にはいかなかった。

 このような店なら、適切なカバーや仕切りを施せば、安心して飲食できる。むしろ隣の客との間隔が開けば、お客にとっては居心地がよい。感染症のリスクがなくても、気の利いた店なら対策をしていた。

                 ハニートラップ

 問題は、接触接待を伴う、ナイトクラブやスナック、バーなどである。
 このような店には、飲食目的で入る人はいない。ほとんどの人は、店の人と会話や濃厚接触を楽しむために入る。
 それでも、隣の客とは仕切りがあったほうがよい。厭な客と離れれば、それなりに近づくことができる。独自の工夫ができれば、その店は繁盛する。

 女給さんにマスクが常態化すれば、美貌がかさ上げされる。うす暗い店なら、ストライクゾーンが100倍に広がり、多くのマスク美人を雇える。ママの年齢制限もなくなり、マスク越しに熱い「吐息」も味わえる。必ずしも人間でなくていい。さらに店の雰囲気に合った、防護服とマジックハンドを開発すれば、堂々と「濃厚接触」できる。
 オンラインと対極にある水商売の技術革新と雇用拡大が進む。しかもハニートラップは半減する。

 すべて企業は、環境適応業である。とくにこんどのような激変期には、できるだけ多く、奇想天外な発想が欲しい。無数の突飛な対策の中で生き残ったビジネスモデルが、コロナ後の主役に踊りでてくるのである。
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