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検査の目的

 これからは、再発防止の原因究明と対策を立てるための検査が必要になる

 最近新型コロナでは、PCR検査以外に、抗体検査、抗原検査など、いろんな検査法が注目されている。精度こそPCR検査より劣るが、その手軽さからかなり普及している。
 だが、どのような検査にも欠点がある。やればいいというものではない。
 ではどうするか。
 目的を明確にすることである。むやみに検査数を増やすのではなく、その検査が有効かどうかを問題にしなければならない。

 検査の目的は、「流出防止」と「再発防止」にあると述べた。
 新型コロナの検査も同じである。マスコミが熱心に推奨するPCR検査は欠陥が多い。もともと検査が価値を生むことはない。検査のための検査であってはいけない。
 そこで、それぞれの目的ついて述べてみよう。

                 いくぞネズミ

①流出防止機能について。
 この目的は、感染者を隔離し感染拡大を防ぐことである。もちろん治療もおこなう。
 流出防止策として感染症検査を行う場合、致命的な問題がある。
 新型コロナでは、発症前後の3日間が、もっとも感染能力が高い。したがって、症状のない人たち全員に対しても、検査を行わなければ意味がない。さらに一度検査で合格しても、つぎの日にまた感染する可能性がある。
 これではきりがない。

 検査を目いっぱい行っている韓国や欧米でも、せいぜい国民の1~2%である。こんな抜き取り検査はザルである。「流出防止機能」など果たせるはずがない。0.1%と1%とでは、検査をしない人の割合が、99.9%と99%でほとんど変わらない。

 また、感染者には治療を施さなければならないが、治療方法などない。安静に横になっているだけである。医者だ検査だと言って駆け込んだ人は、そのことで重症化してしまう。だから、軽い症状の人は医者や検査に行ってはいけないのである。

 つまりこの場合の検査は、せいぜい重症者と濃厚接触者を中心に行えばいい。無理に検査を増やせば、そこで感染者を増やすだけでなく、本人も重症化する。日本は、このやり方で成功した。マスコミが検査を煽らなければ、もっと死者は少なった。
 自宅で簡単にできる検査でなければ、隔離のための検査は、ムダどころか逆効果である。


 なお私が受けているPSA検査は、対象が感染症ではない。がんの発見と治療のためである。それでもPSA検査は、集団における前立腺がん死亡率を引き下げない。恐怖の検査中毒にはまり込んでしまった

                 文殊菩薩

②再発防止策について。
 この再発防止を行うことが、検査の本来の目的である。
 つぎの感染症対策のためであろ。
 検査と分析を行い、原因を明らかにすることで同じ失敗を防ぐ。具合的には、すでに感染して治癒した人の調査が必要である。表の陽性患者以外に、圧倒的に多い隠れ感染の事例がある。かれらは、医者や検査もせず、自力で治した優等生である。
 まずかれらを見つけ出す必要がある。

 したがってこの場合は、抗体検査が適している。この検査陽性者は、感染経験があるはずだからである。
 どこで、いつ、感染したのか。誰にどのような状況でうつされたのか。どんな症状があったのか。それまでの健康状態はどうかなど、微に入り細に入り徹底的に調べる。真の原因を追究することで、感染防止策と症状が出てからの最適な方法を見つけ出す。
 検査と同時に、その分析を行うことが大切である。


 新型コロナの検査でも、これからは、原因究明と再発防止のための検査を増やすことが大切である。隔離と治療のための検査は、できるだけしないほうがいい。

 そして、なぜ私がこれまで検査についてしつこく書いてきたのか。
 検査の2つの目的(機能)は、われわれ生物の生きる目的(現世代と子孫)と重なるからである。
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